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5mmとか音楽とかその他とか(4)

アルバム「チミを知りたいのさ」収録曲解説
M2.田舎の電車

“70年代のカントリー・ロック的な曲があっても良くない?“
と言う気持ちが湧いてきて、ストレートな8ビートでどこか呑気な曲を作ろうと思い、作曲に着手。結果、コテコテのアメリカン・カントリーロックとはならなかったし”すごく良い“とまではならなかったけど、5mmとしては珍しい感じの曲が出来ました。
歌詞は「田舎」をテーマにシンプルな呑気なものにしようと言うことで「田舎の電車」。
そしてやっぱり“すごく良い“までなんとか持っていこうと思い、折角なのでノリの良い曲にする方向に決定。

宅録なのでどうしてもライン録音が多くなるけど、このアルバムでのギターは大部分アンプを鳴らしました。住宅事情もあるので大きなアンプは無理だし我が家の小さなVOXでさえフルボリュームはNG。午前は自粛(夜中は寝てる)。それでもLINEで録るよりは良い感じでした。まあ、高級なアンプシミュレーターがあれば良いのでしょうが、今は無いので・・。
Gibson Les Paul SpecialとTaylerアコギ(もちろんマイク録り)を使用。
基本、2〜3本のギターが常に鳴っている状態になったけど、5mmはライブではギターが1本しか無い。どうするのでしょう?

ベースに関しては基本ライン録音。アンプシミュレーターを使ったり使わなかったり。
この曲はFender Bass Man100をイメージした音色でプレベピック弾き。60~70`sテイストのベースパートになったはず。

キーボードはオルガンでノリ良く。間奏はE.Bowとシンセをオクターブで。
パーカッションはタンバリン、シェーカー。

リードボーカルを録り、コーラスを録る。
コーラスのアプローチは全くカントリーロックでは無かったですね。

イントロのギターのせいか「ビートリーな曲だね」と言われることもあるけど、そんなつもりは全く無かった。ビートルズは大好き、と言うか「好き」で片付けられるような存在では無い程だけど、それ故に、狙っている時以外は「ビートルズっぽい」とは言われないようにしていたつもりだけど・・まあ、しゃーないですね。

カントリーロックをイメージして作り始めたけど結局、いろんな要素が入り混じった(良いように言えば)、バラエティに富んだカラフルなポップミュージックに出来上がった、様に思いますが、どうでしょうね。



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