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タイトル案をオンラインサロンにあげてみた

こんにちは。
出版社で本の編集者をやっている岩崎といいます。

本が売れないといわれる出版業界で「何とかして小説を売ってやる!」と思い、「t.i小説編集ラボ」というオンラインサロンを立ち上げ、新しい小説の売り方について模索している真っ最中です。

○タイトル案を相談

オンラインサロン「t.i小説編集ラボ」で、ある本のタイトル案をいくつかアップして相談すると、それについていろいろと意見などをいただきました。

みなさん、もちろん出版業界の人でなく、だからこそ勉強になる話を聞かせてもらえたりします。

○トラウマ

ただ、ここで難しいのは、どこまで意見を取り入れるのか。

僕には一つ、アンケートでトラウマが。

以前にも、ある本のタイトルを、当時入っていたオンラインサロンでアンケートを取りました。

ABCの3案をあげて、そこから選んでもらったのですが、Aは15票、Bは12票、Cは0票となりました。

○0票の案を採用したら……。


その結果を受けて、僕はC案に決めたのです。

すると、
「アンケートの結果を無視するなら、最初からアンケート取るな」
「みんな真剣に考えて選んだのに、無駄だったじゃないか」
「そのタイトルなら、私は買わない」

とか言われてしまいました。

○批判されて即退会!

もちろん、こちらにも考えがあってC案を選んだのです。

その本の著者は、これまでに何百冊と出していて、タイトルもテーマも出尽くしています。

そんな中で、他の本と差別化するにはどうすれば良いか。
それを考えての選択でした。


ただ、その経緯を説明しなかった僕がダメで、ちょうどそのサロンをやめようかなと思っていたこともあり、批判されるやいなや、即退会してしまいました……。


ということがあり、アンケートを取るときには注意をしようと反省したことを思い出した話でした。

ちなみにその本、その著者にとって久々のヒット作となり、順調に重版を繰り返し、シリーズ化もしております。

t.i小説編集ラボでは、本のタイトル案を相談したりしています。
本づくりに興味ある人はぜひ!

t.i小説編集ラボ

限定価格1000円は、あとは1名みたいです。

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