岩崎輝央/編集者

81年生/出版社キノブックス勤務/ビジネス書編集者から小説編集者に脱皮中/過去の担当作や編集についてなどを書きます/好きな言葉は「差別化」/ オンラインサロン「t.i 小説編集ラボ」主催 https://camp-fire.jp/projects/view/80826

小説のプロモでプラモを作った話

6月9日にキノブックス文庫から出た『ゴールデンラッキービートルの伝説』という小説の編集を担当しました。

この小説は2012年に新潮社から出版されていて、通常の流れであれば新潮文庫から出版されるわけですが、なんやかんやと著者である水沢さんの男気によって、キノブックス文庫から出版されたのです。
(なんやかんやの詳しくは、こちらの記事に著者が書いています)

さて。
『ゴールデンラッキービートルの伝説

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えっ、文庫も売れていないの?

●周囲と違う結果を出したいなら……。

周りと同じ行動をとっていたら、同じ結果にしかならない。
周りと違う結果を出したいなら、違う行動をとるしかない。

大好きな言葉です。

100人が受けて90人が受かる試験で合格するには、周りと同じ勉強をすればいい。
でも、100人中1人しか合格しない試験なら、周りと違うことをしなければならない――。

言うのは簡単なんですが、周りと違うことをやっても必ず受か

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オンラインサロンに投稿した相談

今日は、僕がオーナーをしているオンラインサロン
「t.i小説編集ラボ」に投稿した記事の一部を掲載します。

ラボ内では一体どんなことをやっているのか。
興味のある方はぜひ、読んでみてください。

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こんにちは。
またもご相談です!

11月下旬発売予定で、
水沢秋生さんという小説家の書き下ろし恋愛小説を出します。
水沢さんの『プラットホームの彼女』という文庫がムチャクチャ切ないんで

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もしも本を手に入れるまでに苦労したなら?

手に入れるまでに苦労すればするほど、やっとの想いで手にした物は、何年経っても色褪せない。
そんなことありませんか?

今回は、もう20年以上前、僕の中学時代の話です。
PAMELAHという女性ボーカルと男性ギターの二人組がいまして、僕は完全にハマッてました。

PAMELAH

まだまだインターネットが普及していなかった時代です。
新曲の発売を知るには、音楽雑誌を調べるか、当時はたくさんあったCD

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赤福から考える、本の新しい楽しみ方

赤福って知ってますか?
美味しいですよね!
程よい甘みのあんこで包まれた柔らかいお餅!
伊勢名物!

先日、新大阪駅でこの赤福を購入しました。

調べてみたら、赤福って三重や大阪、京都などの近畿地方でしか買えないんですよね。
全国のお土産が集まる東京駅でも買えない。

「ここでしか買えない」
「ここでだけ食べられる」

なわけです。

全国では買えない。
だからこそ良いんですね。
まさに差別化!

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これからの小説の話をしよう。

少し前まで、小説の楽しみ方は、読むことにありました。
娯楽が少なかった時代は、それだけでも十分だったはずです。

だから、小説は売れていました。

けれど、インターネットやスマホの登場によって、娯楽は溢れかえり、これまで読書にあてていた時間は、他の娯楽にとられるようになりました。

結果、本、とくに小説はどんどん売れなくなりました(ちなみに、ここでいう娯楽とは、スマホゲームや、ラインでの恋人とのや

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