見出し画像

不妊治療現在進行中②

不妊治療に苦戦し一旦治療はお休みすることに。
仕事との両立が体に無理をさせていることはわかっていたけど、
仕事を辞めるという選択肢はこの時点ではなかった。
なぜなら、「仕事をしていない」=「ダメなこと」と思っていたから。
自分が「不妊」だという時点で、存在意義を見失っていたので更に社会的地位もなくなることは考えられなかった。

でも、子供が欲しいという希望は一番にあって又あの地獄の日々を過ごすことになってももう一度頑張ると夫に告げた。
夫は基本私の意志を良くも悪くも尊重してくれる。
両親にもその話をすると、父から一度二人で話をしたいと告げられた。

「お前は今、子供か仕事どっちが大事やねん。今するべきことを考え。仕事はいつでも出来るやろ。頼むから一度仕事を辞めて、治療に専念してくれ。」

夫に言って欲しかった言葉を父がかけてくれた。
前回の治療中も全力でサポートしてくれた両親。
自分では出来ない選択を誰かに勧めて欲しかった。
ここで私は一度休職という形で仕事を休むことを決めた。
今まで仕事をしなかった事がない私にとってとても大きな決断だった。

8月から半年間の休職することに。
承諾をしてくれた会社にとても感謝をしてる。

心機一転、クリニックも変えることにした。
採卵が麻酔をして受けることが出来る大手の病院に決めた。
陽のオーラ漂う院長先生による血液検査の診断は、
「活性酸素と抗酸化力の数値が良くないね、
とりあえずサプリで2ヶ月くらい体質改善しよ。」
という衝撃な診断だった。
2ヶ月、、、ロスタイムが長すぎる。
私の予定では、すぐに採卵して10月くらいには移植だと思っていた。
これも、体を休めろというお告げな様な気がして従うことにした。

処方されたサプリは、メラトニンとLカルニチン。
メラトニンは抗酸化作用があり、Lカルニチンはミトコンドリアを活性化させどちらも卵子の質を上げてくれるらしい。
ちょうど分子栄養学を取り入れ出したところでもあったので、先生の診断と自分の方向性が同じだと感じた。

先のことが不安になりながらもヨーロッパ行きが確定していたので、とりあえず旅行を楽しんで体を整えることにした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?