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最後に送ったLINE、送られてきたLINE【死別】

自分が送った最後のメッセージ

既読はつかないまま彼女はその日の夜中に亡くなった
亡くなった日に弁護士が報告を送ってきた際に既読はついたけど、
このメッセージは彼女には届かなかった

その亡くなった報告に添えられた彼女の最後の言葉の一部

急変してから亡くなるまでの二日間の中でわずかに起きていられた時間に遺してくれたもの 

お互い見ていないのに、
自分は「手を握ってついていられたら…」と送り、
彼女は「手つなぎたい」と遺した

自分と彼女はよく同じ事を同時に言う事があった
その度に
「感性や考え方が同じなんだろうね」
って話してた

最後の最後まで同じ事を思ってたんだね

なのに、
自分は葬儀から排除され、
彼女が最後まで言葉にして願った願いは叶わなかった

彼女が亡くなる前の

こんな状態の中で遺したその言葉は、送り出した親代わりなんて名乗る方達に「本当に会いたいわけじゃない言葉」なんて言われて無視されて、彼女は会わせてもらえないまま送り出された

彼女が入院中、お見舞いの許可がおりたら…退院出来たら…って自分との未来を話しながら「あいたいから頑張る」と頑張り続けた事も死の間際に言葉にしてまで遺した思いや願いも親代わりと名乗る方達は踏みにじった

つらかったろうね
悲しかっただろうね





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