彼女が急変してから亡くなるまでの時間はわずか３日程度だった

その３日程度の中でわずかに起きてられた時間は、長く目をあけてるのもしんどくて文字を打つのさえこんな状態だった

そんな状態の中で彼女はこのまま死んでしまった場合に死後に届けてもらう言葉を遺した

故人が死の直前にこんな言葉を遺して死んでいったら、
それを死んだ後に送ってほしいと言われて目にしたら、
この記事を読んでくださっているあなたならどう思いますか？

普通なら、
故人が死の直前に遺した想い、願いを叶えて送り出してあげようと思いませんか？

故人が大切な子供なら、親はそう考えるのが普通ではないですか？

その相手がどんなに気に食わなかろうが、
自身の主観や感情よりも子供の想いをなによりも優先して考えてあげられるのが親ではないでしょうか？

それどころか、
亡くなる20日近くも前の倒れて入院してすぐに保証人の問題を片付けるために取り急ぎで筆談や弁護士からの問いにうなづく形で作った死んだ場合の希望の形の中で「葬儀に呼んでほしい」と遺していない事を口にし、最後に遺した言葉は「本当に会いたいと思ってたら形に遺している」なんて言って、その言葉や想いを平気で無視出来ますか？

故人が会いたいと言いながら死んでいったその相手を葬儀に呼ばずに排除して故人を送り出すなんて事が出来ますか？

その自ら葬儀に呼ばずに排除した相手にこの言葉だけを届けるなんて非人道的な事を平気で出来ますか？

数ヶ月間、毎日時間を共にしてきて、昨日まで連絡をとっていた恋人ですよ？
別れの機会さえ与えられずにこの言葉だけを受け取ったらどんなに苦しむのか容易に想像出来ますよね

親代わりと名乗る方達は自分に対して「そんな事も想像出来ないのか」というような言葉を何度もぶつけてきましたが、ご自身達は想像が出来なかったのでしょうか？

これが彼女の親代わりと名乗る方のした事、口にした言葉です

娘の為に呼ばなかった
とまでおっしゃっていました

娘は会いたいと言いながら死んでいったのに？

娘の想いや願いよりもご自身の主観や感情の方がよっぽど大切だったのでしょう
それが彼女が苦しんできた事、嫌がっていた事だと恐らくご存知だろうに…

20日近く前の倒れて入院した時、話せないような状態の中で作った形より、亡くなる直前に遺した言葉の方が彼女の最新版の意思ですよね
命の灯火が消えかけている中で弁護士を呼んで形を作り直す事なんて出来るわけが無い
当然、それまでに作り替えることをしなかった彼女にも落ち度はあるのでしょうけど

娘からしたら死んで意思も無くなり話す事も出来ない中で自分の想いを無視して否定され、会いたかった人に会わせない事を自分の為なんて言われるのはいい迷惑なのではないでしょうか？

彼女は入院中「会いたいから頑張る」とずっと頑張ってきたんですよ
勝手に体を起こしちゃいけないと言われているのに一人で着替えをしようとしたりするくらいに
その度に自分は「焦っちゃだめだよ」と言ってきたくらいです

彼女が亡くなった後、
いわゆるエンゼルケアをなさってくれた看護士さんは彼女が入院中にずっと食べたいと言っていたアイスを食べさせて、飲むことを禁止されていたお水を飲ませてくれたそうです

親代わりと名乗る方達は、
入院中ずっと会いたいと言って頑張ってきて、最後まで会いたいと言いながら死んでいった彼女の願いは叶えなかった

親代わりであっても親を名乗るのであれば、本来は前者なのではないでしょうか？

自分の考え方がおかしいんですかね？
しごく真っ当な事を言ってるように自分では思いますし、自分の親やその他の子を持つ方に事情を説明した上で考えを聞いても同じような答えが返ってきましたが間違ってるんですかね？

実際、もう一方の親代わりを名乗る方は半年以上やり取りをさせていただいた中で以下のように言っています

ほんの一部です
おかしな話ですよね
こちらの方が言ってる事さえ先の方は否定したのです

自分はこちらの方は時間が経つ中で二人のやり取りに目を通し、彼女の想いを理解し、彼女を裏切ってしまった事や感情に任せて二人から別れの機会を奪ってしまった事を本当に後悔して苦しんでいるのだろうと自分には「見えました」

この方から彼女と同じ一方的な切り捨て方をされてしまうまでは本当にそう思っていました

事情を考えるに不可抗力で仕方無くなんだろうし、本意ではなかったのかもしれませんが、それでも彼女がしたやり方に苦しみ続けてるのを知ってる方が同じようなやり方をして何も思わない、感じないのだとしたらそれまで話していたことも本心からの言葉ではなかったのかもしれないと思ったりもします

ここまで読んで下さった方がいましたら、本当にありがとうございます

改めて問います
あなたならどう思いますか？
自分の考え方は間違ってるでしょうか？

ここまで書き綴ったものはあくまで自分側から思うことです
親代わりと名乗る方達にはその方達の考えや諸々があるでしょうし

ただ、自分は彼女の最後の数ヶ月、入院中、一番長く彼女と時間を共にしていたはずです
毎日朝から晩までずっと時間を共にしていたのですから

彼女にとっては初めての恋でした
なので、そういう彼女の姿を知っているのもこの世に自分しかいません
彼女は言っていました
「あなたにしか見せたくないんだ」
って
その想いを亡くなる前日まで受け続けてきた自分は彼女の気持ちや言葉も交えて話せているはずだと思います

彼女がどれだけ真剣だったか
経験してきたことから他人と距離を置き、心許さない彼女が自身でも「とんでもなく執着してるし、執着されたい」と言っていたように他人に依存し、執着する姿なんてその方達は見た事が無かったんだと思います
彼女が独占欲が強かった事さえ知らなかったのですし

だから、彼女の想いを理解するのも難しかったのかもしれませんね…