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チラッと見えるネガティブの向こう側の世界

基本、私はネガティヴ思考です。

物事を悪い方へ考えがちで、これを言ったら嫌な思いにさせるかもしれない、そしたら自分も嫌な思いをするかもしれない、これをしたらよくない結果になるかもしれない、周りの人に反対されるかもしれない、自分にはできないかもしれないと、する前から起きてもいない事を想像するのが得意です笑

この認知のゆがみを放置するとやる気もなくなり、やっても(言っても)無駄かな、意味がないかもしれないとネガティヴなループに入っていきます。

ある時、そもそもなぜ認知の歪みが起きるのか、自動思考とはなんなのかと疑問が起きました。
知識への渇望が沸き起こり色々と調べまくりました。

結論から言うと、認知バイアスの自動思考によって更なる自動思考を引き起こす認知の歪みが起きていた。です。

人間は変化を嫌う、安定を求める性質があるそうです。
この変化を嫌う認知バイアスが、新しいことへの挑戦の際に自動思考としてすでに起き認知の歪みが起きています。
ではその人間の性質を抑えることはできるのか?
性質を変えることはできません。

ではこの認知バイアスにどう対応するか。
既に安定のための思考は出来ている、逆に変化のための思考をする。
物事を一方的に捉えるのではなく、陰陽、表裏、プラスとマイナスの両面から考える事。

例えば最近だと飲食店の休業日の面貸営業。話をもらった瞬間は「やだなぁ」
嫌な理由は?
①今の場所と違い場所が分かりづらい
②自分が通うのが大変
③月曜日午後からしか使えない
④ 公共交通機関が分かりづらい

一つ一つ向き合う事でその場で歪みのバランスを取り自動思考を食い止めます。
このネガティヴをポジティブにバランスを取ると
①道内地方の方ではなく、市内の方をターゲットにすれば良い
②調べてみると自宅近くからバス1本で行ける
③曜日分けをすれば今の営業も続けられる
④駐車場があるから車の人には便利

あれ?できるじゃん笑

アドラー心理学の目的論でいうとネガティヴな理由はやらない事、安定を目的にして出てきた理由。ポジティブな理由はやる事、変化を目的にした理由ということになります。
これを意識するとどちらの可能性も受け入れ、事前に調べたり準備することができるようになりました。
また、この認知の歪みを否定するのではなく受け入れることで自動思考が起きる前に食い止めることができるのでそのストレスも減ってきます。
更には歪みさえも受け入れることにより自己否定が必要なくなり、自分はこれでいいんだ自分てこんなもんだと自己承認、自己肯定感も高まっていくことになるそうです。

これが習慣化し始めると新しいことへの挑戦へのストレスが減り、やる為の理由がハッキリするのですぐに行動を起こすことができるようになりました。
私がアレもコレもと1%の可能性でも取り入れバカみたいに行動を起こし続ける理由はここにあるかもしれません。

随分慣れてきましたが、気づき始めて数ヶ月、習慣化にはもう少しかかりそうですが。

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