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偉い人ではなく、すごい人を目指す

どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-1(該当ページ:24P)

「偉い」の基準てなに?

今回の書籍で最初に登場した内容。なかなか似通っている表現でもあり、ピンとこないかもしれないが、実際は全く異なる。

偉い=ある狭い組織(グループ)における立場・役職(刹那的)

を指すことが多く、その組織を抜けるとともに、その「偉さ(冠)」も失うケースがほとんどである

「すごい」の基準てなに?

すごい=ある広い組織(グループ)において尊ばれる立場・状態(継続的)

かなと。一番の違いは、そのグループを抜けても、「すごさ」はなかなか価値が落ちないということ。

身の回りにいる
・偉い人
・すごい人
を思い浮かべてみた場合、どっちに魅力を感じるか、組織などにもよるかもしれないが、個人ブランドを形成するのは、間違い無く後者「すごい人」である。

「昇進」と「成長」、どちらが必要か

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キャリア形成を考えた際、よく言われることはこうだ。

・日本型キャリア:昇進・昇格を目的とする
・欧米型キャリア:自己成長を目的とする

これはえらい、すごいの対比にも似ていて、日本型キャリアは、ある組織に限定した(ドメスティックな)環境で起きがちだ。決してこれが悪いという意味ではないが、仮に組織が瓦解したときに、同じ環境(雇用と待遇面)に戻すことは難しいケースが多い。

そういう意味でも、日本人は組織に属しながらも、自己成長も兼ねるような働き方を目指すのが王道であろうと思う。そのためには、その会社・組織が寛容であるかは大切なチェックポイントかもしれない。

働き方改革とは、働くための目的の見直しを大前提に考えないと意味がない、というのが個人的な意見である。

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