格ゲーで考える自己肯定感

鋼の自己肯定感という本を読んでる

自己肯定感と言う言葉、よく聞くし自分はあんまり自己肯定感高いほうだと思わない。でも高いほうが幸せっぽいし高められるなら高めたいということで読んでみる

この本によると自己肯定感は無条件で自分を受け入れる事。…正直よくわからん。読み進めてみると

生まれてきたばかり赤ちゃんは誰の役にも立たなければ何かができるわけでもない。だが親や祖父母はその子を愛して育てる。この赤ちゃんへの愛を自分が自分に向ける事。

これが自己肯定感らしい。誰かの役に立たなくても特別な能力を持っていなくても全然いい。その自分を愛してあげるだけで良いそうだ。


自己有用感と自己効力感

自己肯定感と別に上記の2つの言葉がよく登場する。
自己有用感とは自分が人の役にたったとかんじること。自己効力感は自分は◯◯ができるという自信のようなものだと感じた。

この2つは生まれたばかりの赤ちゃんには全くない、なのに周りは愛してくれる、これが無条件の愛ということらしい。

先にも書いた通り誰の役に立たなくても特別な能力がなくても自分を認めて愛してあげたらいいという事らしい。

格ゲーに当てはめてみる

この手の自己啓発本、読んだあとなるほどなと思っても次の日には内容がぼんやりとして実生活に応用できないのがいつもの事なので個人的に身近な格闘ゲームのランクマッチで考えてみた。

いきなりだけど自己有用感についてはうまくイメージできないので置いておく。

自己効力感は「自分は格闘ゲームが上手くて強い」という自信だとする。この自己効力感を大切にしている人は自分が強いことを軸にゲームをしているが

自己肯定感が低い場合
「強いことに意味があり弱い自分には価値がない。高いランクに到達しなければ周りに自分の価値を示せない。」こう考えるのに対して

自己肯定感が高い場合
「強くても弱くても自分はゲームを楽しんでプレイしている。でもやるならもっと強くなりたいから新しい技を練習して身に着けたい」

こんな感じで自分の現状を受け入れて成長できる状態か、他人の評価を軸に強さ(ポイント)を求めて成長することを焦っている場合があるように思えた。

格闘ゲームをしていれば勝ち負けは必ず試合で生まれるしランクマッチはそれに応じたポイントが増減する。この時他者の評価やポイントを軸にしている人は負けた自分には価値がなく弱い自分を責める事になりイライラが加速する。それに対して自分の現状を受け入れ肯定している人であれば負けたことはすんなり受け入れられるしその試合の改善点を冷静に分析して成長速度を上げることができるように思う。

何よりランクマッチ中の1試合に負けたことで周囲の評価が上下するどころか誰かがその試合を見ることだってほとんどない。つまりその負けに対して誰もあなたを責める事もないのに自分だけが自分を責め、物にあたってしまったりストレスをためたりと自分が好きなゲームをプレイしているはずなのに自分で自分を否定し続けるという何とも無駄な時間を過ごすように思えた。

本はまだまだ続く

実はまだこの本2章までしか読んでおらずここから自己肯定感を高めて無条件で自分を愛する方法が書かれているようなので続きを読んで実践したいと思えれば格闘ゲームに例えるなどしてまとめてみたいと思う。

今回はここまで。


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