ワクチンの細かな情報を理解できないので・・・

ワクチン関係の情報が多すぎて、そして医療系の用語が多すぎて、理解もできないし、追いきれていません。こんな時、どうしたら良いのか。

データを見る目として大事なのは、誰が何の目的で発信しているか、を見極めることだと思います。細かなことはわからなくても、大きな流れが把握できれば、理解できることもあるかも知れないので。


ということでまずは気になる3回目接種に関して、「ワクチン」「ブースター接種」でgoogle検索してみました。すると出て来る出て来る。一番上、厚労省のページへのリンク。とにかく3回目打てば効果がある、日本でも始まった、どうすれば打てる、対象は、などなど、ワクチンを打たすための情報ばかり。

一方、duckduckgoで検索すると少し違います。確かに同じような情報はありますが、懐疑的な情報もきちんと出て来る。やはり副作用のこともしっかり出してくれる検索の方が信頼できる、と感じます。

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一億玉砕だ!と言っていた時に起きていたことは、反対意見、懐疑的な人を非国民と弾劾することでした。

今は、政府や厚労省がワクチン接種を推進している。多くのメディア、検索エンジンの一部も追従していると読み取れます。「反ワクチン」は陰謀論とすることで、「非国民」扱い。


個人的な感覚ではありますが、最近政府が推進したもので成功したものはあるでしょうか?「国策○○」。特に大きなお金を動かして推進する時は、必ずビジネスの種と結びついてしまいます。そして資金がふんだんにある時に成功することは、とても難しい。資金があるからこそ、注意深く物事が進められない。金を出す側の意向を無視できない。スモールスタートでノウハウを蓄積して、というプロセスが取りにくいという側面もあります。
(少額の補助金は、もっとうまく使われていると思います)
むしろ推進しなかったこと、それでも頑張った人々がいたことでは成功したものもあります。(だから最近心配しているのは、日本のアニメ。政府が推進することで、逆に魅力が低下しないか。。。)

この感覚を、ワクチン推進に当てはめると、金に糸目をつけず調達した1億2000万回分のワクチンが、如何に大きな影響を与えているかを感じます。
ワクチンを打たないと、
・無駄なお金を使ったと指摘される
・調達したという判断が間違っていたと言われる(無謬性が損なわれる)
・「ワクチンが切り札」とワクチン推進してきたことと矛盾する
・ワクチンパスポートに意味を持たせるにはワクチンを推進する必要がある
ということなのでしょう。「ワクチンパスポート」が日本のデジタル化技術の素晴らしさを示すことになると思い込んでいるのかも知れません。政府らすると、心筋症があっても、死者が1300人も出ても接種を止めることはできない、というのが本音のように感じます。
だからこそ、非国民でない国民に対し、「ワクチンは切り札だ」「ワクチンは効くはずだ」という願望を持ち続けるようアピールするのでしょう。

だから例えば「3回目の追加接種を受けたりすれば、中和抗体の働きを高めたり、重症化を防ぐことができたりする可能性が高い」と、エビデンスもない単なる願望をメディアが流す訳ですね。


ところで、AIが出す答えは、決して中立でも公正でもありません。人間が準備したデータに基づき、それらしい結果を出すのがAIだからです。検索に使うデータを恣意的に偏らせたり、重みを変えることで、結果は簡単に変えられます。

変えられる証拠は、例えば「自殺」を検索すると、その方法ではなく、自殺を止める方向でいろいろ結果が出るようにしていることを知れば十分ですね。

  AIはどのように「判断」しているか。
  AIの判断にデータがどのように影響しているのか。

たとえ医療の細かなことはわからなくても、物事を俯瞰して見る習慣が大事だと、改めて感じています。