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公務員を辞める③

初めての精神科
 
精神科の受診は当然初めてであり少し緊張した。オフィス街のビルの中にあるその病院はチェックインも全てスマホだ。個人情報が漏れにくいような配慮がされていると感じた。
 そして、驚いたのは受信者が老若男女様々だということ、みんな悩みを抱えて生きているんだなと感じた。

ドクターストップ、そして休暇取得へ
 診察の結果は、聞いたことのある「適応障害」というもので仕事に行くのは控えるべきとのことだった。決め手は「家族が私の異変を感じていること」だった。
 このまま無理すると「うつ病」になることもあるとの医師の意見に従いその日のうちにPDFで職場の上司に診断書をメールで送信し休暇をいただきたい旨を連絡した。

重たかった気持ちが少しずつ軽くなるのを感じる
 
医師に「休みなさい」と言ってもらえると、その判断について第三者が介在してくれるのである種責任転嫁ができる。これは、本当にありがたかった。また、メンタル疾患の際の労災認定など最悪のケースを考えると精神科に受診しておくことが無難だと感じた。
 週明けからあそこに行かなくてもいいのか。。。命拾いした。こう思ったのも束の間、週明けには上司から電話がかかってくるのだが。

続く

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