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「羽釜でご飯を炊いて食べる」ことについて

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


これまで何回も書いているように、今年はいろいろとやりたいことがあって、それを全部やりたいと考えているのだけれど、今やろうと考えているのは「羽釜でご飯を炊いて食べる」というものである。

そして、実はもう羽釜は買ってある。

まあたいていノリと勢いで、「えいやっ」と動くところがあるけれど、まさか自分が羽釜を購入する時がくるとは、夢にも思っていなかった。

なんで羽釜でご飯が食べたいのか?については理由がある。

まず第一に「羽釜で炊いたご飯はとてもおいしそうだから」という理由からである。

ご飯を食べるというと、たいていは炊飯器で炊くか、あとは土鍋で炊いて食べるというものがあると思う。

まあ炊飯器で炊いたご飯もおいしいし、土鍋で炊いたご飯は、炊飯器で炊いたご飯よりも(なんだか)おいしく感じる。

「じゃあ羽釜で炊いたらどうなるんだろう?」と、シンプルに興味を持ったというのか、僕は食べ物でもやっぱりご飯が1番に好きだから、ご飯がおいしいならば、おかずがなくてもそのままパクパク食べているだけでも、幸せを感じる。

そして昔の、かまどで羽釜を使ってご飯を炊いているイメージを見ていると、きっと炊きあがったご飯はおいしいだろうなあという気持ちになるから、やっぱりご飯が好きな自分としては、人生で一度は羽釜で炊いたご飯を食べてみたい、というのがある。

あと、もうひとつの理由としては、これもちょこちょこ書いてあるけれど、ライフラインがストップした時のことを考えて、電気やガスがなくてもご飯を炊けるようにしておきたい、というのがある。

僕としては、「ご飯があればなんとかなる」とだいぶ楽観的に考えているわけだけれど、今は電気を使って炊飯器でご飯を炊くのが一般的だろうし、土鍋で炊くにしてもガスを使うわけである。

なので、もし電気もガスも使えなくなったら、どうご飯を炊くか?ということを調べていてたどり着いたのが「ぬか釜でご飯を炊く」という方法だった。

このぬか釜も自分でつくろうと考えているのだけれど、ぬか釜というのはお米の籾殻でご飯が炊けちゃうというもので、昔は使われていたものらしくて売っているものもあるのだけれど、自分でもつくれるということを知って、最近つくったロケットストーブと同様に、ぬか釜も自分でつくってご飯を炊いてみたい。

籾殻ならお米農家さんのところに行けば多分ゆずってもらえるだろうし、稲刈りの時期になると、たいてい籾殻はどこかに山になっていて、そのままにされていることが多い。

人によってはいらないという人もいるだろうし、なんというかそういう「人がいらないもの、価値がないと思っているもの」に価値を見出すのが、最近は楽しいというのか、人が見向きもしないものこそ、宝物じゃないのかといろいろと調べてくるうちに感じるようになった。

もし籾殻を持て余しているお米農家さんがいて、それをいくらかでもご飯を炊く燃料として使えれば、無駄がないというのか、お米農家さんは籾殻をなんとかできてハッピーだし、僕は籾殻が手に入ってご飯が炊けるのでハッピーなわけで、そういう流れを小さくてもつくれたらいいなあとも考えている。

なので、籾殻はどうにかこうにか手に入ると思うので、あとはぬか釜をつくって羽釜でご飯を炊いてみるだけである。

まあその前に一度ガスで羽釜でご飯を炊いてみて、羽釜でご飯を炊くのはどんな感じかを練習してみたい。

飯ごうでご飯を炊いたことはあるからだいたい同じなのかなとのんきにかまえているけど、これもまたいい経験になると思って楽しみにしている。

もちろん羽釜で炊いたご飯も。

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