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身軽になることについて

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なんというか、これからの生き方として(毎回のように生き方について、あーだこーだと書いているような気もするけれど)「身軽に生きていきたい」という気持ちがとてもある。

それは持ち物が少なくて、行動が思いついたらすぐにラクにできることもそうだし、なんというか自由でありたいといえばいいのか、物質的にも、物質的でないこと、つまり精神的にも身軽でありたいと感じて日々を過ごしている。

なんというか、生きている年数が増えてくるほど、物質的にも物質的でないこともなにかしらいつの間にか増えてきて、なんだかごちゃごちゃしがちではある。

なので、そうならないように時間をつくってみては、自分がごちゃごちゃのままにしておいたところをちょこちょこと整理したりしてできるだけ身軽にして、身動きが取りやすい自分であるように意識している。

今の自分はあまり「所有すること」に対する欲求みたいなものはなくなってきていて、それよりも何かやることだったり、あるいは何かやった時の感情の方に興味があるから、必要なモノ以外はできるだけ持たないようにしている。

それこそ今何か欲しいものをあげるとすれば、形のあるモノではなくて「経験と知識とスキル」になる。

なので、僕が自分に何かお金を使うとすれば、何かイベントに参加するとか、本を買うことが多いし、本にしても実用的な本、ノウハウの本というのか、自然農の畑とかロケットストーブについてとかそういう感じの本を読んで、実際に畑をやってみるとか何かつくってみるとかそういうことで自分の経験と知識とスキルを増やしていくことがとても楽しい。

なので、なんだろう極端かもしれないけれど、僕としては生活に使うモノが必要最低限あれば問題ないし、そうなると服とか靴もそんなに多くはいらないし、あとはスマホとパソコンといつも作業するテーブルと何か飲むマグカップと、あと何かしら作業するときに使う道具と日用品がいくらかあればいい。

モノが少なくて、そして自分はこれくらいで生きていけると自分でわかっていると、なんとも気持ちがラクというのか身軽に感じるし、モノをたくさん持っていた時よりも楽しい。

それはなんだろう精神的なこともそうで、自分がこれまでずっと「こうであるべき」とか「こうでなくてはいけない」とか「これが普通、常識」とかそういう小さい頃からずっと思い込んできたこと、それでなかなかキツい思いもしてきたことを「あれ、これはいらないのかも」みたいにある時に気づいてひとつずつ手放していったら、生きていくのがだいぶ、いやかなりラクになってきた。

多分これまでたーくさんの荷物、形としてあるモノも形としてないモノも知らないうちに抱え込んで「重たいなあ」とふうふう言いながら「いやいや、これは持ってないと生きていけないんだ」と思い込んで持っていたんだろうけれど、実はほとんどいらないというのか、なくても大丈夫だったということに気づいたら、ものすごい自由を感じた。

そうやって抱え込んでいたモノたちを手放して、ぎゅっと握っていた手をあけたら、その空間に楽しいことがどんどんやってきている、それも重たいモノではなくて、風のように軽くて心地よいことばかりが流れてきているのが今、という感じがしている。

なので、この心地よさを感じながら、手放せるモノは形のあるものにせよ、ないものにせよ手放していき身軽になって楽しくのびのびと生きていきたい。


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