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「Webデザイナーを目指すなら企画力を培うこと、技術の習得はそのあとで」

おつかれさまです、きなりです🍥
今日は職業訓練(Webデザイン)で受けた内容を共有したいと思います。といっても講師の方から受けた内容の横流しですが…。

ただWebに限らず、デザイン力を培うには「とにかくブツ(サイト)をつくる!」と妄信していたわたしにとってはかなり衝撃的な内容だったので、アウトプットも兼ねてnoteに記録しておこうと思います!

講師の方曰く、見た目に美しいデザインは、先人によって既に”正答”が導かれているとのことでした。「黄金比」なんてよく耳にするものが代表例だったりします。あとは「余白を取り入れる」とか「文章は端的に(長文NG)」だとか。

そしてその”正答”はググればすぐに調べられるということもあるので、美しいデザインの構想は今や難しいことではなくなった

ただ、その”構想”が果たして適切なのかを考えることは難しい。自社の売り出したい商品やサービスの内容、ターゲット、コンセプトなどによっては、デザインのあり方を変える必要がある。

なので、デザイナーを目指すにあたって必要なのは、”見た目”の良しあし以前に「この”見た目”が適切なんだ」と判断できる審美眼

そしてその「審美眼」とは、単にセンスの良さや感性で左右されるのではなく、マーケティングやブランディングの知識に裏付けされた「企画力」によって形成される。

”見た目”を具現化する力—―HTML・CSS、illustratorやPhotoshopなどの技術力は「”見た目”が決まった後に身につけても遅くない」といっても過言ではない程後回しでもいい。なぜならいくら技術力があっても、”見た目”の発想・構想ができなければ、技術力を発揮する機会などないから

技術力だけを発揮する職業に就きたいと思っても、就職活動時には自身の能力を披露するのにポートフォリオの提出を求められるのが一般的で、このとき、企画力があるか無いかでポートフォリオの質が左右される。

例えば「なんでこういうデザインにしたの?」という質問に対して、企画力が無い人は「かっこいい/かわいいと思ったから」といったような主観ありきの回答をしてしまう。主観で物を作るのはアーティストの仕事であって、商業デザインを目指すのであれば、客観的な事実に基づいた根拠が必要になる。その「客観的な事実」を調べ、そこから「根拠」を洗い出し、それに適したデザインを導く力が必要になる。

という意味でも、デザインの業界を目指すならば「企画力」は必須で身につけておいた方がいい。—―

といった内容でした。

わたしがWebデザインへの転向を意識し始めたときに参考にしたネット記事・動画では「自分の好きなサイトやバナーを見つけ次第、模写しよう!」と唱えているものが多かった印象なので、とりあえず模写をしまくって技術力を高めたらいいのかなーと信じ込んでいたのですが、浅はかでした…。

ただ、講師の仰る内容、わたしが見たネット記事、どちらかが正しくてどちらかが嘘をついている、というわけでもないと思います。やはり、それぞれの発言者の経歴や実体験をもとにお話しいただいたので、どちらの話も真実なんだろうと捉えています。

なので、この記事をご覧のデザイナー志望の方には、業界についての視野を広げる目的でこの記事を役立てていただけると幸いです! ネット上では多種多様な情報が出回っているので、混乱することのないよう、念のための注意書きでした🙇‍♂️💦

今日はここでおしまいです!
ここまでご覧いただいて、本当にありがとうございました!
またあしたもよろしくお願いします🍥

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