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融通という人間の強みについて

こんばんは、きなりです🍥
今日はTwitterにて興味深い呟きがあったので、それについてです。

とあるイベントのポスターに描かれていた着物が”死に装束”だったそう。

ちょっとギョッとするものの間違いは誰にでもあるので仕方のないような気もしますが…。製作者本人が死に装束を「ファッション」と形容したり、作品そのものがAI出力で作られたものだったりという点について、物議が醸されているようです。

中でもハッとされる呟きがあり、要約すると「AIではなく生身の人間それもプロに描いてもらうということは、修正を行ってもらえること、”正しい”表現技法を用いることが担保されることであり、AIにはない価値がある」というもの。なるほど…。

なんというか「融通」を効かせられることって人間の強みだなって改めて思いました。AI出力は時間を要さず無料で行えることから、低コストと効率の良さが何よりの強みとしてあるのでしょうが、効率性を追求するあまり全く非効率かつ変則的な要求は不得意なんでしょうね。

今回であれば、デザインを修正したり、そもそもデザインを作成するにあたって正しい着物の着付けについて調べたり。居酒屋やお総菜屋さんでおかずをちょっと多めにおまけしてもらうとか。立ち寄ったカフェでくつろいでたら突然の大雨に見舞われ、店員さんが傘を貸してくれたとか。そういった融通(というよりもはや優しさ)って、人間同士ならではだからこそ成立する高度な営みなんだなあ。

AIの仕事の幅が今後どんどん広がって効率化が進んでいくだろう現代において、そういった優しさを受けることを当たり前のように思わず、感謝の気持ちを忘れないようにしなきゃ…。そして自分も「相手が何を求めているか? 何をすれば喜んでもらえるか?」を考えて実行できる人間にならなきゃ…。と考えさせられるツイートでした🙇‍♂️

……余談として「AIは融通が利かない」の例として、わたしが好きなツイートを添付しておきます。

さくっとしていますが、今日はこんなところで失礼します!
それではまた明日、よい週末を🍥

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