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小学生の夢はスポーツ記者。結局スポーツと関係ない分野で文筆業をしている27歳。無性にス…

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小学生の夢はスポーツ記者。結局スポーツと関係ない分野で文筆業をしている27歳。無性にスポーツについて何か書きたくなった時に連ねる素人コラム。過去の結果やデータ分析が好き。箱根駅伝、マリノス、アイスホッケー(主に大学)など。名前はNumberリスペクト(特に読むのはWEB)から。

最近の記事

【箱根駅伝2023】雑感と予想の答え合わせ

 往路は2区の名勝負にその後の首位争い。復路は途中、大集団になった3位争い。優勝争いは結果的に近年よくある、復路は1位が無難に逃げるパターンではあったが、中央大も粘り、ブレーキがあれば拾える位置に最後までいた。母校が失速し、シード権争いは最後無風になってしまったが……。面白い箱根駅伝だった。  終わった直後の感想を簡単に書いてみる。  駒澤大は3冠。出雲駅伝、全日本大学駅伝をミスなく優勝したのと同様、箱根もそつがないレース運びだった。  個人的にキーパーソンを挙げるなら

    • 【箱根駅伝2023】馬券的予想 駒大3冠の可能性は?

       区間エントリーが明らかになり、いよいよ開催が迫ってきた箱根駅伝。出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した駒澤大学は、同校初の3冠を達成できるのか。ここでは馬券さながら、過去の傾向から優勝予想をしてみたいと思う。  ひとまず、2002年度以降の約20年間のデータから分析してみた。02年度の箱根は、駒大が4連覇のうち2勝目を挙げた年。まずは出雲、全日本を制して箱根に挑んだ、歴代の2冠校の箱根の成績から調べてみた。 【出雲、全日本2冠校の箱根駅伝の結果】2勝3敗(勝率40%) 09年

      • 【サッカー日本代表】スタメン固定はベスト8への勝負手か 期待できる理由は過去にあり

         何かと森安監督の選手起用に批判が集まりがちな最終予選。個人的に共感する部分もありながら、ずっとその批判に対して疑問を投げかけたいと思っていた。それを、できるだけ森安監督の提灯持ちにならないよう心掛けながら、まとめてみた。 ―――  W杯アジア最終予選がいよいよ大詰めだ。序盤に躓いたものの、何とか残り2戦を残して自力通過ラインをクリア。連戦初戦のオーストラリア戦引き分け以上で自力突破を手中に収められる。楽観視こそできないが、まずまずの位置だ。  ただ、常に采配に批判が集

        • 【箱根駅伝2022】順天堂大学の2位に区間配置の面白さを見た

           前回、優勝した青学について書きました。もう3月になっちゃいましたがもう1回、今度は総合2位に入った順天堂大学を中心に、いくつかのチームの感想を書き連ねてみたいと思います。​ ――  2位の順天堂大学は、野村優作(3年)の2区回避があった中での健闘。特に、レースの大勢を決める3区~8区の平均区間順位が、優勝した青山学院と全く同じ3.2位。チームの順位もこの間17位から2位までジャンプアップさせた。ここの区間配置が抜群にハマったことが、2位躍進の原動力だった。ただ、ポイント

        【箱根駅伝2023】雑感と予想の答え合わせ

          【箱根駅伝2022】選手層が厚いの意味が違う? 青学の必勝パターンだった

           いやぁ、今年の箱根、青学は強かった。今更?って感じですが、箱根駅伝が終わって1カ月半かけて何か書いてみたい欲求が高まり、noteを始めてみようと思い立ったので、タイミングを無視して書いてみようかと。  そこで超後出しじゃんけんながら、振り返りをいくつか投稿してみます。戦前の予想とか終わった後に説得力皆無ですが(本当に嘘なく書いてるつもりです)  まずは優勝した青山学院から。 ーーー  正直、大変失礼ながら、1月2日の朝に区間エントリー変更を見た時、総合優勝予想は青学

          【箱根駅伝2022】選手層が厚いの意味が違う? 青学の必勝パターンだった