見出し画像

えちごツーデーパスでゆく新潟・長野旅行

ご無沙汰しております。

中々筆が進まず、旅行記の執筆が
できておりませんでした。
今後の旅行の予定を立てつつですが、
去年の旅行を振り返えりたいと思います。

旅行の概要

今回は「びゅうダイナミックレールパック」
(東京→新潟・長野→東京間、上越市高田に宿泊)と
「えちごツーデーパス」を用いての
2023年4月中旬の新潟・長野周遊旅行でした。
今回の旅行の目的は
①彌彦神社への参拝
②大糸線乗り通し
③観光列車への乗車
の三本立てです。

1日目

旅の始まりは東京駅から。
ということで上越新幹線とき311号に乗車。
とき311号は東京→新潟間を1時間29分で結ぶ
上越新幹線の最速達列車で、新潟駅で
いなほ3号接続することにより、
山形県庄内地方への最速達ルートも
形成しています。

停車駅も大宮のみであり、
あっという間に新潟に到着。(何故か写真なし)
新潟駅からは越後線・弥彦線を乗継ぎ
彌彦神社の最寄り駅である弥彦駅へ。
駅舎は彌彦神社の本殿を模した
造りとなっており、柱や梁が
朱色に塗装されているのが特徴です。

E129系@弥彦駅
115系の時に来たかったなぁと思ったり。
弥彦駅駅舎。10年くらい前に新しくなったそう。

弥彦駅に到着後、徒歩で彌彦神社へ。
歩いて15分くらいかかりますが、
門前町が形成されており
体感ではそこまで遠くは感じませんでした。
彌彦神社は旧越後国一宮、旧社格は
国幣中社で背後の弥彦山をご神体としています。
具体的な創建は不詳とされてますが、
万葉集にも登場するほど歴史が古い神社です。

一の鳥居
右側の越後国一宮、の表記が好きです。
玉の橋
神様しか通ることを許されない橋
随神門。
本殿。奥に見える弥彦山が御神体とされる。

彌彦神社参拝後は弥彦駅に戻り、
電車を乗継ぎ柏崎駅へ。

柏崎駅からは本日の宿泊地である高田駅までは、
観光列車である柳都Shu*Kuraに乗車。
普段は越乃Shu*Kuraとして、毎週末運行の
臨時列車が上越妙高駅と十日町駅を
結んでいますが、時期によっては
新潟駅や越後湯沢駅を発着するものがあり、
今回は新潟駅発上越妙高駅ゆきに乗車しました。
(柳都とは新潟市の異称)

キハ40を利用した柳都Shu*Kura。
一言で言うとまた乗りたい車両。

Shu*Kuraの特色は新潟県内で造られた
日本酒の利き酒、地元の食材を用いた
グルメを提供していることや、
「日本一海に一番近い所にある駅」とされる
青海川駅への長時間停車など(上越妙高駅ゆきのみ)
があげられると思います。
2号車がサービスカウンターとイベントスペースで
構成されているため、車内の飲食のクオリティが
個人的にとても高いと思っています。
同じ新潟支社の観光列車である海里にも同じような
車両があるため、新潟支社は食に力を入れている
のかもしれません。
あとシートピッチがとても広く乗車してても
疲れにくいのも特徴でしょうか?

青梅川駅にて荒々しい海と夕陽を眺める。
青梅川駅停車中の柳都Shu*Kura
柳都Shu*Kuraの車内。
ここまでリクライニングします。
なお座席は非常に快適。
車内で購入した鮭茶漬け。
普通に美味しかった。

本日の宿泊地である高田は、
新潟県上越市の中心都市で
高田藩の城下町として栄えました。
明治維新後は陸軍の司令部が置かれる等
(現在も自衛隊の駐屯地がある)、
行政の中心でもあります。
雁木とよばれるアーケード状の軒先に
代表される独特な街並みや
日本三大夜桜としてされる
高田城址公園の桜が有名です。

高田駅に到着した柳都Shu*Kura
高田駅駅舎。雁木がすごいことになっている。
ちょっと駅から歩いたところにある高田世界館。
元々は芝居小屋だが現在は映画館として主に稼働中。
近代化産業遺産にも指定されている。
高田の夜と雁木、奥に高田駅を臨む。

2日目

早く目が覚めたので泊まっていたホテルから
高田城址公園あたりまでを散歩。
天気にも恵まれたので北アルプスまで見渡せました。

旧師団長官舎。朝早すぎて見学できず。
桜は散っちゃったなぁ。
高田城址公園から北アルプスを望む
高田城址公園は良いところでした。
夜桜満開の時期にでもきたい。

高田駅から次なる観光列車?に乗車するため
上越市のもう一つの中心駅である
直江津駅に移動。

高田駅跨線橋から北アルプスを観る
現在唯一運行されている特急しらゆき2号 新井ゆき
えちごトキめき鉄道が誇る観光列車 『雪月花』

直江津駅にて次の列車まで時間があったため、
直江津駅車両基地に併設された
「直江津D51レールパーク」を訪問。
SL D51-827号機や、この後に乗る予定の
国鉄型急行色電車の413系等が展示されています。

SL D51-827号機 構内移動であれば乗れるそう。
建築限界測定車、通称おいらん列車

直江津駅に戻ってえちごトキめき鉄道の
国鉄型急行列車に糸魚川駅まで乗車。
2015年3月の北陸新幹線金沢延伸まで
直江津駅は在来線の拠点駅として機能しており、
はくたか(越後湯沢⇔金沢間)、
北越(新潟⇔金沢間)、
トワイライトエクスプレス(札幌⇔大阪間)など
在来線特急がすべて停車していました。

北陸新幹線延伸と共に
信越本線(直江津~妙高高原)と
北陸本線(直江津~市振)は
第三セクターえちごトキめき鉄道に
移管されましたが、往時を忍ばせる列車として
455系を急行臨時列車として運行しています。
列車は途中能生駅に停車し、
雄大な景色も見つつ乗車を楽しみました。

455系急行4号市振ゆき@能生駅
カントがすごくて歩くの大変でした。
車内はこんな感じ。
こちらは半分潰して、居住性を高めたもの。

到着した糸魚川はフォッサマグナの上に位置し、
ヒスイが名産です。
今回は時間がなくて行けませんでしたが
フォッサマグナミュージアムは
一見の価値ありです。
糸魚川では海岸の展望台で景色を眺めたり、
駅構内にある「ジオパル」を見学して
次の列車までの時間を過ごしました。

海岸沿いの展望台から北アルプスを望む。①
海岸沿いの展望台から北アルプスを望む。②
直江津方向の望む。山越え大変だったんだろうなぁ。
糸魚川駅構内にあるトワイライトエクスプレス再現車両。
こちらは食堂車が再現されています。

糸魚川駅からは大糸線に乗車。
ここから長野駅まではえちごツーデーパスの
範囲に含まれていないので
別途乗車券を購入して移動します。
沿線は風光明媚で見どころ満載なのですが、
運行本数が少なく、
予定を立てるのが難しい路線です。
今回は旅行会社の団体さんがいらっしゃり
車内はそこそこの混雑だったので着席はせず、
後方で去り行く景色を眺めることにしました。

大糸線での使用車両キハ120
大糸線の絶景その①
いっときLINEのホーム画面にしてた。
大糸線の絶景その②
本当によく鉄道通したと思う。

南小谷駅では少々の待ち時間が
あったため駅周辺を散策。
良さげのスポットで先行列車のあずさを撮影。
その後『リゾートビューふるさと』に乗車し
一路長野駅へ。

この列車は基本的には土日祝日を中心に
運行される臨時列車で、長野⇔南小谷間を
結んでいます。
途中松本で駅弁を購入しつつ、
日本三大車窓でおなじみの姨捨駅等を
経由して長野駅まで移動しました。

E353系 あずさ46号 新宿ゆき 
定期列車では唯一の新宿ゆき。
自分でもよく撮れたと思う。
先ほどの旅行会社の団体さんは皆さんご乗車でした。
リゾートビューふるさと 長野ゆき
窓も大きくて座席も素晴らしい。
夕暮れの姨捨駅。良い日に来たなぁ。
夕暮れの姨捨から眺める善光寺平。

長野駅からはあさま630号に乗車。
松本駅で買った駅弁『米豚めし』を
食べつつ帰路につきました。
この駅弁は個人的にトップクラスのおいしさを
誇る駅弁なのでぜひ食べて頂きたい。

この『米豚めし』は本当に美味しい。
右下の付け合わせが特に!また食べたいなぁ。

東京駅に到着後、
向かい側のホームにE3系の復刻塗装編成が!
思わず写真を撮ってしまいました。
やっぱりこのカラーはカッコイイよなぁ。
いい旅の終わりを迎えられました。

目の前で見れて大興奮。
ロゴも再現されてる!素晴らしい!!

以上、えちごツーデーパスを使った新潟・長野旅行でした。
2日目は特に天気に恵まれ、今振り返っても
良い旅行が出来たなぁと感じています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?