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2023/11のヒットソング

2023年の11月に聞いたグッと来た曲集です。
好きなものを聴き続けて早残り1ヶ月、あの頃こういう曲聴いてたな…と思い出せるように作り始めたプレイリストですが段々と日常の一部分になってきたように感じます。
おすすめの曲、アルバムばかりです。ピンと来たら是非とも聞いてみて下さい。


1.what is your name? / the now now and never
22年作のthe now now and neverより。

エ、、、、、、エモ!!!!!


カナダトロントの恐らく宅録アーティストwhat is your name?
ひりついたギターの音色とかぶさるシンセサイザーのアンビエンスにどこから拾ってきたのかわからない日本語のサンプリング、完全にParannoulと同じ地平線のアーティストだと思います。
僕は今年初めてParannoulを聴いてどハマりしたんですが同じくらいの衝撃を受けた1枚です。同じくらいハマる人を1人でも増やしたい…

2.Human Bloom / No Fuss No Fight
8月リリースのEX+ORDINARYより。
シカゴベースのネオソウル・ジャズコレクティブのHuman Bloom。クセのあるアレンジがグッとくるアルバム通してもの凄くよかった1枚でした。
ドラムインから世界観にハマります…

3.Diles que no me maten / El Circo
11月リリースのObrigaggiより。
ツイッターやポッドキャストでも取り上げまくってますが何度でも言いたい、本当にこのバンド最高にかっこいいと思います。
作品を追うごとに鋭さを増すサイケデリックな感性が本当に世界を見渡してもズバ抜けている気がします。
今作もまた傑作です、スロウコアやアシッドフォークが好きな方に今まさに聞いて欲しい1枚です。

4.John Roseboro / The Banquet
4月リリースのJohnnyより。
もうなんでしょうねこのどうしようもなくなるメロ…聴いていると浮遊感でどっか飛んでしまいそうになります。
アルバム全体はボッサを基調とした中に唐突に現れるこの曲の神々しさに心を奪われました。

5.Mike,Wiki,The Alchemist / Odd Ways
9月リリースのFaith Is A Rockより。
これも美しいトラックに心奪われた1曲…近年のヒップホップは淡いアンビエンスを取り込んでいるものも多く、日に日にオルタナ〜R&B〜ジャズ〜ヒップホップの無国籍化が進んでいる気がします。

6.Tkay Maidza / WASP
11月リリースのSweet Justiceより。
もう本当に大好物のキラーなメロウチューン!幸福な時間が堪能できる事間違いなし。
アルバムとしても完成度かなり高く個人的に今月のトップ3に入る作品でした。

7.Melis / Be Me
11月リリースの同名シングルより。
もう何度か紹介しているMelisですが最新曲も良かった…
一癖あるメロと憂いを帯びながら芯がある声の組み合わせがいつもどこか心に残るものがあるような、80'sの香りがするシンセチックなリズムに乗せて心地よく展開する1曲。
新しいアルバムが待ち遠しい限りです。

8.Saya Grey / Playing Mantis
5月リリースのQWERTYより。

ドチャクソかっけぇ…

初めて聞いた時はつい口から漏れてしまいました。
もう感性だけで作ってるとしか思えない展開、楽器のアンサンブル。ビンビンな感じです。ラストのドラムソロパートとかヨダレ出ちゃいましたね…
アルバムもブレイクコアな感性のハイパーポップな作品でした。ライブがあれば是非見てみたい!

9.家主 / オープンエンド
11月リリースの同名シングルより。
家主のニューシングルはピュア過ぎる視点で大らかな地平を見渡したい、そんな叶えられそうで叶えられない素朴な思いが伝わる1曲でした。コーラスワークも最高…
そしてこの記事を書いている最中に12月家主ニューアルバムリリースの報せが!
待ち遠しい…!

10.Gregory And The Hawk / Sycamore
11月リリースのQuarantunesより。
美しいという言葉で片付けるにはどこか簡単すぎる、無垢で不可侵領域的な神秘さを携えたSSW Gregory And The Hawk。
Moenie and Kitchiのリリース時によく聞いていましたが今も活動していてその新譜が出たのに驚き、聞いてみると暖かくてキッチュな素晴らしいフォーク作品。やっぱり好きなアーティストだと再認識しました。

11.Kacey Johansing / Old Friend
10月リリースのYear Awayより。
僕はパンク、ハードコア、とりわけエモが大好きなのですがその理由の一つに時に昂まりすぎて荒ぶるような、歌に込められた感情があります。彼女の歌にはそれが込められています。震えるような揺れがあるその歌声に切なさを強く感じずにはいられませんでした。

12.Deary / Sleep Song
11月リリースのセルフタイトルEPより。
幽玄な世界をただただゆらめくようなシューゲイザーサウンド、朝一きいてるととても心地がいい…
僕は普段こういったビート感が薄いシューゲイザーはあまり聞かず、ドラムがドコドコ鳴ってるRIDEやSWERVEDRIVER、マイブラもFeed Me With Your Kiss派なのですがこの曲はとても好きでした。サビのメロが恍惚な響きを鳴らしています。

13.bar italia / worlds greatest emoter
11月リリースのThe Twitsより。
今年2枚目のフルアルバム、驚異的なペースで音源をリリースするbar italia。1枚目もいい作品だと思ったんですが今作の方がグッときました。
Blond RedheadやMazzy Starの様なアブストラクトな世界観を表現できる稀有なバンドだと思います。この曲はめっちゃYo La Tengoっぽい!

14.UNIVERSITY / History of Iron Maiden pt.2
11月リリースのEP Title Trackより。
もうなんでも好きな事詰め込みまくったようなハチャメチャポストハードコア!!好きに決まってんだろこんなの!!!
特にドラムの質感やフレージングがバキバキで最高ですね、ドタバタの中で滲み出るポップセンスもいい…
1枚通して最高なのでこの曲だけとは言わずにぜひ!



以上で全14曲のご紹介になりました。
今年も残る1月、そんな中まだまだ新しい音楽は生まれ続けています。
今まさに生まれている音を今まさに聴く喜びをこれからも楽しんで行ければと思います。
12月も頑張りましょう!

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