見出し画像

【仕事のやりがい】ノルマはさておき、私は話がしたい

ノルマは嫌い。大嫌い。私を追わないでくれ。でも話すことは好き。

話すことは私の武器であり、好きなことでもあります。そんな私の今の仕事は個人営業。新規先も、既存のお客さんもいます。

アポが無い日は、新規先の獲得に向けてアポ無し訪問。私の出勤日はカレンダー通りなので、日中はお客さんも仕事で不在。何件回っても会えないことは多々あります。

誰にも会えないとき、私はいつも在宅のお客さんの家に向かいます。田舎だからかもしれませんが「あらいらっしゃい〜」と快く家に上げてくれます。

本来であれば、契約を確約させて帰ってくるのが望ましいのかもしれませんが、私は契約を取ったときよりも、お客さんと会話を楽しめたときの方が「仕事やった感」を感じます。(ここでしか話せないですね……)要するに仕事の充実感です。

「営業」と聞くと、ノルマが大変でしょ、と思う方は多いと思います。
実際ノルマがあるのは大変です。超大変です。ノルマが嫌で辞める人が多いのも事実。

期初に出される各項目。なんだこれ?と実現不可能そうな目標を目の前にして、なんとか走り切る6ヶ月。

私がそんな6ヶ月を乗り越えられる理由は「話すことが好きだから」だと思います。

営業になってから気付いた「私マニュアル通り向いてない」

営業になってまだ1年も経っていませんが、私はもともと窓口業務で、お客さんと話すよりは細かい事務作業が主な仕事でした。ちまちまとした細かい作業というのは正直とても苦手。今思うと「マニュアル通り」が向いていなかったのかも……

営業になってお客さんと話をすることが増えるにつれて、仕事へのやりがいも大きくなっていきました。なぜ私は事務よりもやりがいを感じられるのか。いくつか考えてみました。

・時間に縛りが無いため、お客さんとしっかり向き合える
・色々なお客さんと話すことができる
・話し方のマニュアルが無い。自分が思うように進められる
・自分の話し方次第で決まる
・そのお客さんに合った話し方を考えるのが楽しい
・何回もお客さんと会って関係を構築していけるのが嬉しい

挙げてみて気付きましたが、ノルマが大変というデメリットの大きさよりも、話すことが楽しいというメリットの方がどうやら私にとっては何倍も大きいみたいです。そう思えるのも今だけかもしれませんが……

私の場合、目に見えない商品を売るため、大事なのは「私がどう話すか」。それだけ責任は大きいですが、自分が話して納得してもらった上で契約につながるのは結構やりがいを感じます。有形商材ではなく無形商材の営業だからこそ「どう話すか」が大事で、より営業マンの力が試されるのではないかなと思います。

ちなみに契約後の事務処理はいまだに苦手です(笑)

最初は軽い自己開示・必殺ここだけの話

私が初めて会うお客さんに必ずしているのが「自己開示」です。最初に出身地の話をしたり、話の中で好きな食べ物の話をしたり。

つまりは親近感を持ってもらいたいんですよね。職業上、お堅いと思われがちかもしれないので、そのイメージを取っ払ってもらいたい。セールスする側ではありますが、私はいつもお客さんと「近い」存在でありたいと思っています。

私がよく使うのが「必殺ここだけの話……」です。もちろん内部情報だとかそういう内容の暴露ではありません。私に関するくだらない「ここだけの話」エピソードを盛り込みます。

たとえば「ここだけの話なんですけど、私、休みの日に美味しいご飯食べるために仕事頑張ってるんです」とか。

くだらない。何がここだけの話?と思うかもしれません。ですが、このちょっとしたことでも「ここだけの話……」を付けることによって「秘密の共有」を作ることができます。これがお客さんと仲良くなれるポイントです。

仕事以外でも「あなただけに話すんだけどさ……」と秘密を打ち明けられたときって、自分はその人にとって特別なのかも?と少し優越感を感じませんか?

この他にも、自分がされたら嬉しいだろうな〜と思うことを、できる限りお客さんにも実践しようと心がけています。これが正解なのかはわかりませんが……

ここまで書いてきて思いましたが、ただ私は話すことが好きなのではなく、話をして相手に心地良いと感じてもらえる、そしてそう感じているのだと実感できるときが好きなのかもしれないですね。

最初は静かだったお客さんが、話すにつれてだんだんと声が明るくなっていく、お客さんの話す割合が多くなったと感じるあの瞬間が1番好きかもしれないです。その瞬間は「やった!」と心の中でガッツポーズをキメます。

親近感のある営業ウーマンになりたい

冒頭でも書きましたが、ノルマは本当に嫌いです。4月からまた新しいノルマちゃんがやってきますが、一生スタートラインから動かないでくれ。と思います。

それでもお客さんと話すことが好きなので、私は当分は窓口事務に戻らないと思います。

私にとってはノルマなんてどうでも良いのです。どうでも良く無いのですがどうでも良いのです。

お客さんと楽しく会話ができれば、お客さんに親近感を持ってもらえれば、それで良いのです。

「営業をしないといけないから話す」のではなく、「話したいから営業をしている」の方が私にはしっくりきます。

ノルマは嫌い。でも私は話をしたい。

#仕事について話そう

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?