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「~が欲しい、必要だ」の表現について「want・need」の違い

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【小学校の教科書に「プログラミング」】
#0068
2024/2/26  
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Newly required programming education is included in elementary school math and science subjects.
With the penetration of IT (Information Technology) into society and the international competition of related businesses is intense, it is required to secure IT human resources.

■単語

・include 含める
・subject 科目
・penetration 浸透
・competition 競争
・intense 激しい
・secure 確保する
・resource 資源

■和訳

小学校の算数や理科に、新たに必修となるプログラミング教育が盛り込まれる。
IT(情報技術)が社会に浸透し、関連ビジネスの国際競争が激化する中、IT人材の確保につなげる事が求められている。

■解説

requiredは、形容詞で「必修の」ですね。
もともと、動詞require(~を必要とする)から派生しています。
≪例≫
The job requires that you speak English.
(その仕事は、英語を話せる事を必要としています)
また、難しい単語として「mandatory」も使えますが、この場合は強制力が強くなります。
≪例≫
In Japan, it is mandatory for everyone to fasten their seat belts when in the car.
(日本では、車に乗っている人全員に、シートベルトを締める事が義務付けられている)
 
includeは、「含める」ですね。
≪例≫
Consumption tax is included in the price.
(消費税は、料金に含まれています →税込み価格です)
逆は、exclude(除外する)ですね。
≪例≫
Consumption tax is excluded from the price
(消費税は、料金から除外されています →税抜き価格です)
 
resourceは、「資源」ですが、ビジネスの場では「人材」の意味として使う事が多いですね。
≪例≫
resource allocation
(人材の配分)

■特集

本日の特集は、「~が欲しい、必要だ」の表現について、「want・need」の違いを説明します。
 
・want =「自分のわがまま、欲望」のイメージになり、必要性が低くなります。
≪例≫
I want a bicycle.
(自転車が欲しい)
→自転車がなくても困らないが、あったら嬉しいと、「自分のわがままを要求」しているイメージになります。
そして、「I want ~」の表現は、子どもっぽい、わがままな表現というイメージが強くて、大人が使うとおかしくなります。
大人が何かを要求する時には、「I’d like ~・May I have ~」を使います!
≪例≫
海外のホテルなどで、日本の新聞が欲しい時に、
I’d like a Japanese newspaper.
(日本の新聞が欲しいのですが)
May I have a Japanese newspaper?
(日本の新聞をいただけますか)
などを使います。
 
・need =「冷静で切実な要求」のイメージになり、必要性が高くなります。
≪例≫
I need a bicycle.
(自転車が必要だ)
→学校まで遠くて、自転車がないと困るという、切実な要求になります。

■編集後記

小学校で2020年度から、プログラミング教育が必修化されるというニュースです。
 
すでに、中学校では2012年度から、技術・家庭科の科目の中でプログラミング教育が必修化されていますが、小学校でも算数・理科の科目の中に組み込まれます。
 
ただ、プログラミングが独立した教科として存在するのではなく、科目の中に入っているだけなので、内容の充実にはまだ課題があります。
 
また、授業で使用するPCの確保やネットワークの整備、教える側の知識やスキルの向上など、現場の課題も山積しています。
 
ようやく、プログラミング教育が始まるのかといった印象ですね。
 
海外では、韓国は2007年から、UKは2014年から小学校にもプログラミング教育が導入されている事を鑑みると、日本は出遅れています。
 
これからの時代、プログラミングと語学の能力は必須となるのでしょうね!
 
以前の職場で、ITのフリーランス経験があって、英語も流暢、会計の知識にも詳しいというスーパーウーマンがいました!
 
ロシアでのプロジェクトに従事するという事で、ロシア語を勉強しているのを聞いて、舌を巻いた記憶があります!

■裏話

大相撲の貴景勝関が、大関に昇進しました!
 
同じ兵庫県出身として、嬉しい限りです!
 
ただ、筆者は芦屋市ではありませんが汗

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