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「道を尋ねる」際に使える表現の補足として「tell me・show me」の違い

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【イチロー、国民栄誉賞を辞退】
#0075
2024/3/4  
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Ichiro declined the People’s Honor Award.
The government, who sounded through Ichiro's agent, wad declined, "I will try hard to get it when I come to the end of my life."
It will be the third time that Ichiro has declined the People’s Honor Award.

■単語

・decline 辞退する
・People’s Honor Award 国民栄誉賞
・government 政府
・agent 代理人

■和訳

イチローが、国民栄誉賞を辞退した。
政府は、イチローの代理人を通じて打診したところ、「人生の幕を下ろした時に頂けるよう励みます」と断られた。
イチローが、国民栄誉賞を辞退するのは、3度目となる。

■解説

declineは、「辞退する」ですね。
Ichiro declined the People’s Honor Award.
(イチローが、国民栄誉賞を辞退した)
逆に、「イチローが、国民栄誉賞を授与された」は、present(授与する)を使って、
Ichiro was presented the People’s Honor Award.
になります。
 
soundは、自動詞で「~に聞こえる」ですが、
≪例≫
That sounds great!
(それは、素晴らしく聞こえる →素晴らしい)
他動詞で「~に打診する」になります。
≪例≫
I sounded his opinion.
(彼に意向を打診した)
 
イチローが辞退したコメント「人生の幕を下ろした時に頂けるよう励みます」の英訳に、ちょっと悩みましたが、私は下記のように訳しました。
・I will try hard to get it when I come to the end of my life.
「励みます」には、work on(取り組む)、work hard(熱心に頑張る)などが思い浮かんだのですが、
・try hard
で、「一生懸命(精一杯)やってみる」の方が、チャレンジ精神に溢れるイチローに合っているような気がしたので、選びました!

■特集

本日の特集は、昨日の「道を尋ねる」際に使える表現の補足として、「tell me・show me」の違いを紹介します。
 
・tell me =tellは、「伝える」イメージで、道順などの単純な情報を、「口頭で伝える」意味になります。
≪例≫
Could you tell me the way to the station?
(駅までの道順を、教えてください)
 
・show me =showは、「見せる」イメージで、「地図を見ながら案内してください」「地図を図示して案内してください」、ひいては「目的地まで、一緒について来て案内してください」の意味になります。
≪例≫
Could you show me the way to the station?
(駅までの道順を、案内してください)
 
海外で初対面の外国人に、「show me(案内してください)」はtoo muchなので、「tell me」が使いやすいと思います!

■編集後記

イチローが、国民栄誉賞を辞退しましたね。
 
イチローは、過去、大リーグに移籍し首位打者、盗塁王、MVPを獲得した2001年と、最多記録を更新し、262安打を放った2004年に、2度受賞を打診されましたが、「プレーを続けている間はもらう立場ではないと思う」と辞退しています。
 
イチローが引退会見で、「明日からも体を動かします」と言っていたように、イチローの野球人生は、まだ終わってないのですね!
 
イチローらしい、見事な生き様でした!

■裏話

気付いたら、花粉症の季節は終わったんですかね?!
 
今年は、あまり薬を飲まないで済みました。
 
花粉量が、少なかったんですかね?!

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