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TABETE クラブvol.1 「あら〜麺」の講演と試食会

こんにちは!いつもTABETEでレスキューしていただきありがとうございます(°▽°)!

今回は、第1回TABETE クラブの様子をお届けします。

TABETE クラブとは?
食品ロス等の社会問題に関心を持ち、かつ美味しいもので世の中を笑顔にしようとする方が集まり、同じ問題意識を持つ各分野の達人と交流できる、「みんなで考え、みんなで学ぶ」完全招待制の飲食店オーナー様・TABETEを応援してくださる方向けコミュニティです。

2018年11月5日、1回目のTABETE クラブが開催されました。
当日は、飲食店経営者の方に加え、カフェのコンサルタントや農林水産省の方などにご参加いただきました。

「食」に関するトピックをご紹介

まずは、TABETEの運営会社CoCooking代表である川越から、世界のフードロスや食関連のニュースについてお話ししました。

業界の最新情報やTABETEの取り組みについて、資料を見ながら解説していきます。

フードロス削減メニュー「あら〜麺」の講演と試食会

続いては、ゲスト講師による講演です。記念すべき第1回の講師は、麺屋武蔵の代表 矢都木 二郎氏。

同氏の監修する「あら~麺(めん)」をその場で作っていただきながら(!)お話しを伺います。完成後には、試食会も行いました。

「あら〜麺」は、魚のアラをダシにするラーメン。東日本大震災の復興支援にあたる矢都木氏が「石巻で大量に捨てられてしまうアラをなんとかしたい!」と考案したものです。
新鮮なアラが入手できる石巻や日本橋の飲食店で人気メニューになっており、国連食糧農業機関FAOの事務局次長がわざわざ食べに行ったり、世界食糧デーのイベントで提供されたりと、食品ロス対策を象徴するメニューでもあります。

震災のときに限らず、魚のアラは日頃から大量に廃棄されているのが現状です。このアラを活用できれば、美味しくフードロス削減ができますね。

完成!黄金色のスープが特徴的です。
すっきりとした味わいながらもコクがあり、エビや蟹の風味が後を引きます。

試食が始まると、あちこちから味の感想が聞こえてきて、そこから一気に打ち解けたような雰囲気になったのが印象的でした。

このあとも矢都木氏からお話を伺う時間や、「あら〜麺」の名づけ親であり料理ボランティアの会事務局長 渡辺幸裕からお話をする時間を設けました。
TABETEクラブの提唱者であり総合プロデューサーを務める渡辺の話は、フードロス対策や食事の概念にも及び、皆さん頷きながら聞いていらっしゃいました。

情報収集タイム

イベント終了後は、しばしの間フリータイムに。あら〜麺の応用方法やTABETEについてなど、参加された皆様は積極的に質問や意見提案をしていらっしゃいました。
今回のTABETEクラブをきっかけに、捨てられるはずだった食材への取り組みが各飲食店へ広がっていくかもしれません。

「どんなイベントだったのかな?」と気になっている方へ
ご参加くださったCafeSK代表 瀧澤陽介様がイベントについての記事を公開されています。こちらもぜひご覧ください。

参加された皆様の感想
・参加した皆様は前向きで情熱を持った方ばかりで大変刺激になりました。
・(「あら〜麺」について)新鮮な魚介類のアラを丁寧に下処理する事によって上品なスープが取れ、色んな調味料、油も含めて知識や技術でいくらでも美味しい料理が作れる可能性を感じました。

おわりに

ご参加いただいた皆様、そして会場をご提供くださった 恵比寿ガパオ食堂様 ありがとうございました!
TABETE CLUBでは、これからも盛りだくさんの内容でイベントを実施予定。イベントに関してはこちらのnoteでも発信していきます。
続報をお楽しみに!

TABETEクラブ.vol2 のイベントレポートを公開しました!

About

TABETE
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株式会社コークッキング
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TABETE クラブ Facebookページ
https://www.facebook.com/TABETEclub/

取材・編集 山田晴香

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