■ローマ発　アルベロベッロ＆マテーラ　ゆったり1泊2日コース

南イタリアには日本人が大好きな街アルベロベッロがあります。「アルベロ」は「木」、「ベッロ」は「美しい」という意味なので「美木町」という街名ですが、森林地帯ではなく、白壁ととんがり屋根の集落が有名な町です。15世紀頃から立ち始めた「トゥルッリ」といわれるとんがり屋根の家屋の数は1000軒以上あり、世界遺産にも登録されています。可愛らしくて写真映えするこの町見たさに年間100万人以上が訪れる人気の観光地になっています。

「トゥルッリ」は白い漆喰塗りの壁に円錐形のとんがり屋根の建物で、「部屋一つ屋根一つ」の「トゥルッロ」が語源となっています。飛騨高山の合掌造りのような大家族が生活するような巨大スペースではなく、ワンルームに近い簡易住宅のようです。円錐形のとんがり屋根は岩盤が堅い土地のために井戸が掘りづらく、雨水を生活用水にするための知恵でした。石畳が続き、車両が通行できないモンテ通りは観光客が歩きやすく、お土産店が並ぶメインストリートになっています。

さて、みんなが大好きなアルベルベッロにはどうやって行けばよいのか？さらに、もう一つの世界遺産、ジェームズ・ボンドも訪れたマテーラと組み合わせてまわるにはどうしたらよいのか？当地はローマから片道500㌔も離れていて、新幹線の駅が目の前にあるような便利な場所にはありません。鉄道または飛行機でバーリという都会を起点にして、アルベルベッロとマテーラが三角形に位置するので、ここは専用車で回るのが一番良い方法になります。ちなみにイタリアのバーリはBari、インドネシアのバリ島はBaliのように発音がやや違っています（笑）

とんがり屋根の「トゥルッリ」が立ち並ぶ光景はおとぎの世界、またはテーマパークのように例えられます。特に女性人気が高く、イタリア旅行のリピーターにとって次なる狙い目の街となっています。募集型団体旅行が減少する中、個人旅行で当地を観光するのでしたら鉄道＋宿泊＋専用車のみ（ガイドなし）の「ローマ発　アルベロベッロ＆マテーラ　ゆったり1泊2日コース」がイチオシです。立地の良い快適な4つ星ホテルも予約でき、安心安全なドライバーさんに荷物や写真ストップもお任せできるので大人の旅を満喫できてしまいます！

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