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【2023年 南アフリカ里帰り番外編】ケープタウンで食べた珍ラーメン

日本里帰りがキャンセルになり、急遽変更したケープタウン里帰り。ノープランで来たのだが、私には食べたいものがあった。それは日本のラーメンだ。今回は南アフリカ・ケープタウンで食べた"日本"のラーメンを始め"珍"ラーメンまで紹介しようと思う。


【ケープタウン中心地 ロングストリート】

日本食レストランがあるケープタウン中心地のLong street ロングストリート。

しつこいようだが、観光地でも治安は良くないのでアジア人の一人歩きは避けたい。
写真は2018年頃。一部はコロナで閉業となっていた。


【日本食レストラン 帯】

ケープタウンでかなり昔からやっているレストラン帯。オーナーのパパさんは日本人で何十年も前から南アフリカに住んでいるとのこと。私が以前住んでいた家からバスで30分程だったので、毎月のように来てラーメンを楽しんだ。

オーナーのパパさん。いつも笑顔で話しかけてくれる。

 
<前菜>
よく頼んでいたのは前菜のナス味噌。ふんわり甘く味噌のコッテリとした味で、白飯が食べたくなる(´Д`)

こちらは揚げ出し豆腐。
日本文化溢れるフランスと違い、南アフリカでは日本食材料を手に入れるのはかなり困難だったから、日本料理を作る回数が少なかった。(中国、韓国食材はそれなりにあるが)その為、このレストランで日本食を食べるのが唯一の楽しみだった。

こちらはお弁当。寿司を初め、丼ものやうどん・そばなどもある。


<ラーメン>
こちらが毎回楽しみにしていた醤油ラーメン。ラーメンはランチのみなので、夕食に訪れたことはなかった(そういえば)。

2018年に撮ったもの

今回、帯レストランを訪れた時には日替わりラーメンとなっていて初の味噌ラーメンを食べることになった。

コロナや物価の高騰など困難を乗り越えてきた帯レストラン。数年前と比べて具の量が少し変わった気がするが、ケープタウンで日本人が作る貴重なラーメンをまだ食べれる事に大変感謝している。

味は相変わらずおいしい!
といっても日本で食べる脂たっぷりなガツンとした最近のラーメンではなく、ローカルな中華屋さんの優しいラーメンの味で余計に美味しく感じてしまう。

フランス・パリはラーメンの激戦区となっていて沢山本格的なラーメン屋さんがある。日本人シェフが作るラーメンも多いい。だが、ふと帯レストランのラーメンが無性に食べたくなるのは単なる思い出のせいなのか、はたまた誰もが感じる懐かしい味だからかわからないが、、1年に最低1回は食べたい。。(いや半年に1回!)

以前よりパワーアップした(気がする)厚めのチャーシュー。トロンっと口でほどけて幸せな気持ちになる。そのまま麺をすする。

あぁーこの重すぎない感じが良い。(*´ー`*)

今回は味噌ラーメンを食べたのだが、個人的にはしょうゆと味噌の間ぐらいのさっぱりな味で、醤油ラーメン派の私には"コクがある醤油ラーメン"のようで大変気に入ってしまった。

 
またケープタウンに来ることがあったら、必ず食べに行きたい(*´ー`*)


【番外編 ケープタウンのその他のラーメン】

2018年当時、南アフリカではやっと寿司が浸透してきた様子で、ラーメンを食べれる場所は少なかった。

その中でわずかに出てきたラーメン屋さんは南アフリカ人が試行錯誤して作ったものが殆どで、やはりイメージで作られたラーメンはとてもじゃないが日本のラーメンではない。

それでも日本から遠いアフリカの最南端のケープタウンでラーメンに恋してお店を開いてくれたオーナーに感謝の気持ちしかない。。

 南アフリカをはじめ、フランスなどの海外で日本食を食べる時の(勝手な)ルールが私にはある。

その1: 日本を好きになってくれた感謝の気持ちをもつ。
その2:材料が手に入りにくい中作ってくれた食べ物を日本のクオリティと決して比べてはいけない。

<ダウンタウンラーメン>
オーナーは映画『たんぽぽ』というラーメン映画でラーメンにはまってしまったらしい。麺は自家製で、レストランのなかには古い日本映画のポスターが張られているかっこいい雰囲気のラーメン屋さんだった。

 ラーメンの他、東南アジアの麺料理や肉まんみたいな料理もあった。

醤油ラーメン。
やはり出汁をとる発想がなかったのか、かなり醤油多めのラーメンで、かなり濃いめ。(関東出身の私でさえ濃いと感じた)しかしチャーシューやたまご、そして自家製の麺は美味しくて感動した!スープの出汁の取り方を学べば最高のラーメンになるだろうなぁとこれからに期待したいラーメンだった。

写真は2018年当時。現在はスキルアップしてかなり人気店のようだ。

醤油濃いめの関東の味に慣れているパートナーは『ちょっとしょっぱいけどおいしい(^q^)』と私と同じ感想で、それからたまに来てはラーメンと店の雰囲気を楽しんだ。

 ラーメンの量は南アフリカサイズでかなり多めだ。


<スリーワイズモンキース>
こちらは私たちが当時住んでいたSea Pointエリアに突如出来たラーメンやさん。私たちは2018年頃、開店当初に行った。

ラーメンは見た目からして"外国人が作ったラーメン"。
日本のシンプルな良さが理解しにくいのか、色物を入れがちなよくあるパターンだ。私たちは2018年頃の開店してすぐに行ったのだが、味はラーメンとはあまり言えないもので、一回きりとなった。

しかし最近のレビューをみるとかなり人気店となっていて、もしかしたらあれからスキルアップしたのかもしれないね。とパートナーと話していた。ただ南アフリカ人からのレビューが多いので、南アフリカラーメンになっているのかもしれない。。次回チャンスがあれば行ってみたい。



と、さまざまな海外の珍ラーメンを楽しんでいる。日本に住んでいる日本人よりかは味の許容範囲がだいぶ広くなったものの、一つだけ、、どうしても譲れないものがある。


ぬるいラーメンだけは勘弁して欲しい。笑
(フランスのラーメン屋さんでたまーにある)



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