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【2023年 南アフリカ里帰り①】パリからカタールへ

 2023年3月。日本に里帰りする予定がキャンセルになり、急遽南アフリカに行くことにました。急すぎて何も予定が立たない南アフリカ里帰り。とりあえず、出産前最後のバカンスでゆっくりする事を目的として南アフリカに向かいます。



 

【空港へ向かう】

パリの16区から空港までは電車で約1時間ほど。しかし現在私は妊娠しているため、今回初めてウーバーで空港に向かった。朝5時とあって道は大変空いており30分かからないで空港に到着。料金は45ユーロほど。スーツケースを担いでメトロの階段を乗り降りする事を考えたらかなり安いかも。


【空港に到着】

 日本行きと違って、南アフリカで買うものは特にないので2人で大スーツケースで事足りた。

早朝便なので、到着後すぐにチェックインカウンターに進む。受付の列にはスタッフの人が立っていてパスポートを渡す。

現在、世界最強の日本パスポートと信用がない南アフリカパスポート(泣)

日本のパスポート渡すとパラッと顔写真を見て、数秒で返された。

南アフリカのパスポートを開いたスタッフはパートナーに色々質問をする。フランスのビザは?今日はどこに行くの?南アフリカのビザはある?(南アフリカ人に対して)

と、明らかに私たちはカップルだと見て分かるのに、南アフリカ人だけ質問の量がハンパない、信用されていない南アフリカパスポート。。

 そこら辺の日本人(私である)より真面目に日々生きているパートナー。毎回同情してしまう。あぁ日本で生まれて本当に良かった。


毎回セキュリティチェックで小型ナイフ(サバイバルツールが)を没収されること数回。サバイバルツールに目がないパートナーは、毎回あちこちで購入して(使用することないのに!)ポシェットにしまいこむのを見て私は、あぁ空港に寄付するために今回も買ったんだね。。と呟く。

今回は私のお陰で、チェックインで預けるスーツケースにしまう事ができたパートナー。帰りも持って帰れるだろうか。みものだ。

いそいでサバイバルツールをスーツケースに入れるパートナーの図


 チェックインが済んだら、スピーディーにセキュリティチェックへ向かう。時間はないが、薬局が開いていたので少し除く。

パリ市内では、旅行サイズの物を見つけるのが困難だが、空港の薬局には沢山の"旅行サイズ"商品が揃っていて嬉しい。
 
歯みがき粉やマウスウォッシュ、クリームや石鹸・シャンプー、香水など色んなブランドも売っているので、お土産にも最適だ。

ロクシタンのコスメ

 セキュリティチェックの列に並ぶ。
パリの空港は荷物チェックが厳しく、100ml以下の液体は必ずジップロックに入れるように。と言われた。ジップロックは一人1つまでで、前に並んでいた女性は2つもっていたようで、1つを捨てるよう言われていた。幸いパートナーは液体類をもっていなかったので、彼女はパートナーのカゴに入れさせてもらい免れた。

 チェックが厳しいとそれだけ進むのが遅く列が出来る。ましてや観光客でにぎわうパリの空港はいつも長い列が出来るので、時間に余裕をもってセキュリティチェックに向かうのがいいだろう。


 搭乗口までそそくさと歩く。
売店は早朝過ぎて開いていなかった。妊婦には若干歩く距離があったが、これから十何時間も座っている事を考えたら、今のうちに足を動かして血液の巡りを良くするべきだと思った。

妊婦、ここぞとばかりに優先席に座ってみた。そして、切ってきたフルーツを食べる。

優先席に座り、何かがチャージされた気になってる。


【飛行機に乗り込む】

1か月前に急遽見つけた1番安かったカタール航空。
機内は普段使うエミレーツ航空より狭く感じた。パリ発の飛行機なのに席のモニターも古く、映画の種類も少ない気がした(日本の映画はさらに少ない)。パリからカタールまで約6時間。長くはないがストレスがたまりそうだ。

さっそく映画を見始める男。ケープタウンまでノンストップで見続け、そして体調を崩す男。

いや、でもしかし1ヶ月前で安いフライトがあるだけ良かったから感謝するとしよう。それにフライトアテンダントさんたちは皆、親切でサービスも素晴らしいのが唯一良かった。

 機内でもらえるアメニティ。妊婦なので風邪を引けないためマスクは何個か持ってきたが、ここでももらえて助かる。



【カタール航空の機内食】

待ちに待った機内食。私は機内食が大好きだ。給食が好きなのと同じ感覚だが、空の上という特別な気持ちになれるのもまた良い(*´ー`*)1年も飛行機に乗っていないと機内食シックになるので、久しぶりの機内食に胸が踊る。

 今回はカタールくうことの事でカタールの料理が出されるかなと予想したが、おそらくカタールっぽい名前の(発音できない)食べ物だった。

 出汁が効いたほうれん草のオムレツに、トマトベースの豆のソース。それにベイクドポテトだ。サイドはミニパンにジャム、それにフルーツと白いゼザートだ。

 メインのオムレツは日本のだし巻き玉子に似ていて、噛んだ瞬間ジュワっとほうれん草の出汁が出てきて感動した。スパイスの効いたトマトソースと相性抜群だ。ベイクドポテトは塩が効きすぎで食べるのが辛かった。

カタールはミドルイースタン地域なので、やはりスパイスをふんだんに使った料理が多いいのだろう。毎回色んな航空会社の機内食で各国の食べ物を体験できるのが機内食の良いところ!(とは言っても日本の会社に勝るものはないのだが!)

 普段フルーツは自ら進んで食べないのだが、機内食で食べるフルーツ盛り合わせはなんでこんなに美味しく感じるのだろうか。

デザートの白いのはヨーグルトだった。そこにたっぷりのマンゴーソースがかかっていたが、甘ったるくはなくて助かる。

 妊婦用の酔い止めを服用したらとたんにエネルギーが切れて眠くなり、浅い眠りに入った。

数時間後、カタール着陸の前に軽食のサービスが配られる。パイの中は軽そうに見えて結構重めの量だった。目覚めのコーラがしゅわっとして個人的に好き(*´ー`*)デカフェコーヒーも頼んだら作ってくれるのだが、機内では飲まないでおいた。

こちらもスパイスの効いたカレー風味のサーモン。

噛りかけで失礼します。


 【カタール国際空港に到着】

酔い止めの副作用でぐっすり寝たせいか、元気になった。
さて次のフライトまで3時間。初めてのカタール空港を散策するとしよう。


読んでくれてありがとう☺️続きはこちら↓




<機内食記事>


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