見出し画像

バラバラの許容範囲

痛みも感じないし別に構わないか?でも昔読んだ恐怖漫画のように
探して彷徨うなんて想像したくもないしな・・・

新聞に「最近の若い人は早くから終活を考えている」
「就活ではない終活だ」という記事があった。
ここではその中身について書くつもりはなく、納める事に視点を置きます。

チラシに「管理費不要、永代供養付き」ってお墓の案内があると
自分のも決めておかないとなって思います。
海に流すのも淋しいか、樹木葬か?とか

学生の頃、ふとした切っ掛けで「千姫」の墓を目にしました。
すごく簡単に言うと家康の孫娘ですね。
文京区の伝通院にそれは大きくてりっぱなお墓でした。
この伝通院には遺骨が納められています。その他に
茨城県の弘経寺には髪と遺骨の一部
京都の知恩院には爪      (ツメだけだったのか)
和歌山県の高野山奥の院には供養塔

正直申しますと、私は日本史は嫌いではないけど得意ではありません。
現在の授業ならもう少し楽しく学べたかもしれませんが、当時は
年号とか、コロコロ変わる同じような名前とか、覚えるのが苦手で・・
でも大河ドラマなど見るのは好きでした。

分骨はよくある話だし、爪や髪の毛ならバラバラでも良いけれど、
自分の体で想像すると骨があちこち足りない感がするような。
戦争や災害で戻れない遺骨もあるのに贅沢な感覚ですね。

後鳥羽上皇が流され最後を遂げた隠岐。
その隠岐諸島のカズラ島は島全体が散骨場となっている。
散骨の時だけ船でしか行けない。追悼は対岸の慰霊所で行う。
遺骨が一体になって島に成っていく・・・これも自然で良いな~

近年米国では、SDGsの二酸化炭素削減の関係で遺体の火葬ではなく、
堆肥化する環境に優しいバイオ葬の人気が出てきたそうです。
今後もどう変化していくのか分かりませんね。

どんな終わりになろうとも1つの慰めになるのは
  すべては塵(チリ)から成った
  すべては塵に返る
でしょうか。
チリに過ぎない者があれこれ心配しても仕方がないですね。
上の写真は枯れたと諦めていた庭の花ランタナです。
苛酷な気温の変化にめげず季節外れに綺麗に咲きました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?