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中辺路ウォークは諦めて…

伊勢・熊野詣の旅、4日目が始まります。
毎日、ありがたいくらい天気が良い。
もし雨だったなら危なっかしい石段を雨の中歩くのはさぞかし大変だろうと想像しつつも、毎日34℃くらいの高温が続いているので、今日は3時間の熊野古道中辺路ウォークを「潔く」諦めて(ほんとは泣く泣く)、スタート地点の「発心門王子」だけ見て、車移動で熊野本宮大社へ行くことにした。


川湯温泉のそばにある「大塔川」。
昨日は水遊びをしている家族もいた。


お世話になった民宿大村屋。
ペット可の宿です。


朝食

民宿大村屋では、古道を歩く人達へお弁当を販売しています。
お昼にいただいたのですが、とても美味しかった♡
写真を撮る間もなくがっついて食べてしまった…😅

さて、度々登場する友人から、「熊野本宮大社へ行く前に「大斎原」の横の川で禊をしてね」と言われていたので、素直に従い、まずはその大斎原へ向かいます。


観光場所12:大斎原(おおゆのはら)

熊野本宮大社は、かつて熊野川、音無川、岩田川の合流地点にある大斎原と呼ばれる中州にありました。江戸時代まで中洲への橋がかけられる事はなく、参拝に訪れた人々は歩いて川を渡り、着物の裾を濡らしてから詣でるのがしきたりでした。音無川の冷たい水で最後の水垢離を行って身を清め、神域に訪れたのです。
ところが明治22年(1889年)の8月に起こった大水害が本宮大社の社殿を呑み込み、社殿の多くが流出したため、水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座しました。
高さ約34m、幅約42mもある鳥居は、2000年に建てられた日本最大のもの。

熊野本宮観光協会から引用


駐車場にあった案内板


遠くからでも鳥居の大きさがわかります


鳥居をくぐらずに横から入ってしまいました
手水舎



禊をした音無川
釣り人もいました。



鳥居がチラリ


音無川から大斎原へと歩いていると、壊れた瓦がありました



ここから先は撮影禁止



大鳥居


正面から


青々とした稲


八咫烏♡


大斎原を見た後、近くに道の駅ほんぐうがあったので寄ってみた。

藤原定家の「熊野御幸記」が絵巻と共に紹介しているコーナーがあり、見入ってしまった。
苦労して熊野詣でをした様子が伺える。



駐車場からの空。

道の駅でお土産と水分補給をし、次の目的地発心門王子へ。

観光場所13:発心門王子

スタートにあたる発心門王子から熊野古道は熊野本宮大社の神域に入る。長い旅路の果てにここまでたどり着いた熊野詣の人々の思いを感じつつ、熊野本宮大社までの道をたどるのがこのコース。大社近くに上り下りが連続する道もあるが、多くは生活道をたどり、彼方に連なる山々や里山の風景を楽しみながらピクニック気分で古道ウォークが楽しめる。

ほんと、歩きたかった!
けれど、昨日の大門坂の杉木立のようなところばかりだったらいいけれど、生活道を歩くとなるとアスファルトだよね。
この猛暑の中3時間近く歩くのは、いくら行程が緩やかでも厳しすぎると判断しました。

ここがスタート地点




古道の始まりは、山道。
せっかくなので、少しだけ歩いてみる。


こういう山道、大好きです。


名残惜しいが引き返して、車で本宮大社へ向かった。

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