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【港町記録】苫小牧のちょっといい日

青空はそれだけで気持ちがいい。
なんだか爽やかな気分になって
一緒にランチをする予定の同僚の休憩を待つ間
以前訪れたカフェを再訪するべく向かっていた、が、
「美術博物館」と言う文字を見かけて方向転換。

でも結局、見たかった美術館は会期外でオープンしておらず、博物館を見る時間もなかったのでまたカフェへと歩みを進めようと思った。

でも外は平日午前、併設する大きな公園には赤ちゃんを連れたお母さん、散歩する老夫婦や親子。
それと、
時々湧き出す噴水や公園内を流れる小川のせせらぎ。
すべてがこの穏やかなときを演出していて、
まあいっか、と、そんなゆっくりと流れる時間に身を任せてみる。

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この区画一体に
美術博物館、公園、室内植物園、図書館。
どれもきれいに整備されていて、
オアシスみたいな場所。

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川辺のお花を撮っちゃったり(お花の名前は苦手分野だ)

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栗拾っちゃったり。(逆光 of 逆光)

いがぐりもたくさんあったけれど、
いがぐりってあんなに痛かったっけ…

偶然見つけた素敵な場所に満足をし、当初の目的であるカフェに足をすすめると まさか。
窓に大きく(おしゃれに)書かれた
close : THU,FRI にはっとする。

以前訪れたときには、
素材にこだわったマフィンやパフェもあって、
コーヒーやおやつ、さりげなく添えられたお花、
お店の雰囲気すべてに
店主さんの丁寧な愛情が感じられるお店。
やっぱりここは行きたかったなあ

***

せっかくなので前回来たときの。

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走ったあとだったからアイスコーヒー。
窓辺の日差しが心地よかった。
コーヒーへのこだわりはぜひ下のリンクから見てほしいです。


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※この反対側のガラスにこのサイズで
定休日が書いてあります

*****


ふらふらと街を歩いてから、同僚と合流する。


本日のメイン、カレー屋さん。
ネパールのカレーとスープカレー
それとネパール料理が主なお店。

注文した私のサグチキングリーンスープカレー。


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視覚攻撃が強大。
思わず同僚と顔を見合わせて笑ってしまう。

激辛を選んでも辛味は比較的マイルドで、
スープというよりポタージュのイメージに近く想像よりもこっくりしている。
そんな優しさの中にも、様々なスパイスの風味が感じられて、わたしの中で結構な新感覚だった。

ご飯の量を少なめにしたのもあるかもしれないけれど、こっくりしているのに食べる手が止まらずあっという間に完食。また来たい。


腹十二分目になった私達は、フーフー言いながら「帰りたくない」「ネパールいこ」なんて
適当も良いところな会話をしつつ、
ゆっくりと船へ戻った。


行きたいところはふたつも閉まっていたし
今日私に起こったことすべてがいいことばかりではなかったはずのに
こんなに優しくて幸せな気持ちになれているのが不思議だった。

もしかしたら10の幸せよりも、
プラスもマイナスもあって
トータルしたら3か4くらいの幸せをちょっとずつ
感じられる日々が一番心地いいんじゃないだろうか。

今日もそんな一日になる気がするから、
そんな一日の思い出の話を。

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○出光カルチャーパーク

○苫小牧市美術博物館

○おうちコーヒー

○スーリヤ

 


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