🇺🇿ウズベキスタン・ヒヴァで遭遇した天使ちゃん
「天使ちゃん」とは?
海外旅行先で、道に迷った、言葉が全く通じない、目的地が休館だった、などトラブルが起こったことはありますか?
ハプニングやトラブルがあった時に、どこからともなくスッと現れてタイミングよく手助けをしてくれた人のことを「天使ちゃん」と呼んでいます。
今回は、ウズベキスタン・ヒヴァで遭遇した天使ちゃんを紹介します。
ウズベキスタン・ヒヴァへ
ウズベキスタン南西にある古都・ヒヴァ。
16世紀初頭〜20世紀初頭までヒヴァ・ハン国の首都だった場所。城壁で囲まれた旧市街、イチャンカラは当時のまま残っているので、異国情緒満点です。
ヒヴァの街を散策するのも楽しみにしていましたが、さらに楽しみにしていたのがショッピング。
ウズベキスタンの伝統工芸「スザニ」や食器など、建物だけでなく工芸品も美しい。スザニが重いので、旅の後半にドカっと買い物しようと目論んでいました。
しかも、今回はクレジットカードの使えるお店もリサーチ済み!
(2019年当時は、カードが使えるお店があまりなく、しかもハイパーインフレだったのでお札をいくら持ち歩いてもすぐなくなってしまい、毎日金策に走り回るような旅でした。)
ミナレットに上っても、お土産やさんのスザニに目がいく。
どの柄にしよっかなー!
それぞれモチーフに意味があるそうで、説明を聞いたり、色の組み合わせもたくさんあるし、もう物欲全開です!
お土産やさんの美人姉妹とその娘。
カードが使えるお店は、女性2人で営業していました。
2人は姉妹。姉はスカーフを器用に頭に巻いていて、エキゾチック。
3歳の娘ちゃんは、目が大きくて亜麻色のほわほわの髪がかわいい。
お店の奥では、スザニをつくる作業場もありました。
念の為、懸念事項を確認。
「このお店、クレジットカード使えますか?」
「使えますよ」
その言葉聞きたかったー!一気にお買い物モードに。
ヒヴァの前にもスザニは1つ購入済み。追いスザニ。
カーペットも食器もかわいい、迷ったらGO。やらない後悔よりやった後悔、TABTAB旅の鉄則です。
金はある。今はない。
いざ、お会計。
クレジットカードを渡したところ、カードが使えない。。
古都ヒヴァのイチャンカラは、城壁に囲まれているせいか、電波がとんでもなく弱い。
何度も機械の電源を入れ直したりしているけど、反応しないらしい。
銀行に行こうにも、もう夜。あきらめかけたその時…!
姉が名案をひらめく
デチャンカラにある大きなホテルなら、両替できるかも!
と、姉が言い出したので、早速ホテルに向かう。
ホテルまでは徒歩で15分ほど。道中は姉の身の上話を聴いていました。
・姉妹は10人兄弟。ウズベキスタンでは普通らしい。
・姉は長女なので、子供の頃から弟や妹のお世話を手伝ったり、お店を手伝ったりしてた。
・今は2人の子持ち。子育てとお店の経営と忙しい毎日
姉ったら、こんなに働き者で美人で優しくて。私が富豪なら、このお店の大パトロンになりたい。
そんな会話をしているうちに、ホテルに到着。
日本円→スムの両替はできないので、
カードでキャッシング(米ドル)、米ドル→スムという工程でなんとかスムゲット!!!
無事、買い物することができました。
ホテルの行き帰りで「ウズベキスタンのスイカが美味い」と言ったのを憶えていてくれたみたいで、おまけにスイカいただいた。
めちゃくちゃ嬉しい!けど日本に持って帰れんよ。笑。(レストランで無理言って出してもらった)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
世の中悪い人ばかりじゃないな、って和んでもらえたらいいなと思います。
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