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インドシナ day12 ウォーターワールド

起き…れない。

夜明けまでパブストリートで馬鹿騒ぎをしたせいで本日は朝焼けは見れず。起きようにも身体が言うことを聞かないのだ。

sorry … 3 days ticket…

太陽もギラギラしだす頃にようやく行動開始。朝焼けから帰還したゲストハウスの人達とシェアタクならぬシェアトゥクでトンレサップ湖に行くことに。こういう出会いがあるからゲストハウス大好き。

さてシェムリアップからトゥクトゥクで1時間ほどの所にあるトレンサップ湖は東南アジア最大の面積を誇る…が、この表記はある意味正しく、ある意味間違っている。

なんと、この湖は雨季と乾季で面積が6倍も変化する珍しい湖

雨季には琵琶湖の20倍もの大きさを誇るが、乾季には余りの暑さに水分が片っ端から蒸発して縮むらしい。ちなみに乾季の平均水深は1メートルとのこと。(だから乾季には船が座礁しがち)

↑船着場。味噌汁のような水面

相変わずバウンドが激しいトゥクトゥクに揺られ、湖に流入する川に併設してある船着場へ。そのまま川の支流的なところからボロい船…そう、白鵬がボディアタックしたら一撃轟沈必至レベルの船、に乗り水上集落へ向かう。

船に揺られること30分。集落に到着。

おお、ガチで水上生活をしている。

水上に高床式の家屋がいくつも建っており、なんと学校や教会まである。ちびっこ達はキャッキャとマッパ(エッチだ!)で高床式家屋から水面に飛び込んでいる。
いやめっちゃ濁ってるんやけど。

↑トレンサップの水上集落。

↑お寺もあるよ

船は集落を抜けるとガチのジャングルの中へ。ここで一旦デカい屋台船的なところに乗り5ドル払って小舟に乗りジャングルクルーズ開始。この小舟、さっきの船以上に揺れる。
しかも人力。

いやオバちゃんが漕いでるだけのカヤックやんけ!

恐らく僕がボディアタックしても轟沈するだろう。カメラが濡れないか心配だ。だがオバちゃんに逆らうと魚の餌になりかねないのでそこは笑顔!
ちなみに当初どうせショボいんやろ?と思っていたジャングルクルーズ自体は想像以上に良かった。

↑水上集落の真下を通過。構造がよく分かる

↑キャプテン=オバチャン。逆らうと魚の餌

↑オバちゃんの圧倒的オーラ。もうなにも怖くない

クルーズが終わるとさっきの屋台船で昼食。
ポークをトマトで包んで焼いたやつを注文。
意外、というかめっちゃ美味い。なぜこれを名物料理にしないのかカンボジアよ
写真を撮り損ねたのが悔やまれる。

気分上々なので、せっかくやし湖面を見ながら優雅に昼食を…と調子に乗り船縁に腰掛ける。ん?すぐ脇に謎の檻があるぞ?

ワニが入っていた。

この湖はワニが出るらしい。怖い。

魚の餌どころかワニの餌である。

↑ワニ。檻が適当すぎる。

素に戻り、ワニから可能な限り離れて昼食を再開する。すると地元の運転手がカンボジアの闇を話してくれた。日本の多大な支援に感謝していること、だがその支援を現カンボジア首相が食い物にしていること、だから現カンボジア首相は嫌いであること、平均月収が90ドル(後日調べたら国民平均は30ドルらしい。つまり彼は金持ちの部類…?)で非常に貧しいこと。つまり観光客の朝飯代=カンボジアの人々の日収。だからこそ観光地の値段をあげていること、などなど…
物売りがしつこくウザいと思っていたが何とも言えない気持ちになった。
が、1番興味を引いたのは船を操る少年。無駄にイケメンだった。将来はハリウッドも夢じゃない。

↑輝いてるぜチルドレン!

昼食後はトンレサップ湖の本体へ。無駄にデカかった…が水がバッチすぎて臭いぞオイ!落ちたら無数の病原菌とご対面は必須。
トンレサップ湖終了後はちょうど夕方になったので寄り道して夕陽を見に行く。朝陽が見えなかった分期待大だったが、雲で見えず。
神は無情だ。
悲しいなぁ。

夕食はまたまたパブストリートへ。一本裏路地のお店でカンボジアンバーベキューとやらを食う。食べ放題で1000円ならまぁ妥当なところかな?

↑夕食開始

その後カンボジアンボクシングを鑑賞。赤コーナーと青コーナーからそれぞれ筋肉モリモリマッチョマンが出てきてバトルを開始するも、ボクシングのルール自体がチンプンカンプン。
こいつニワカやな、と思われたくないのでとりあえずAttack!!Punch!!を連呼。
が、よく見るとあまりお客さんが入っていなかった。

↑痛そう

ボクシングも終わったのでそろそろ就寝…なわけがない。
今日も当然ナイトクラブ。
パブストリートで1番喧しいクラブこそ我らがtempleにてテンションアゲアゲのイエローモンキー。
明日朝一のバスだってことは完全に忘却の彼方。それではプノンペンに向かおう。


↑美人なお姉さんと。たしかオランダ組。

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