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インドシナ day2 微笑みの国

やってきました微笑みタイランド。

まだ薄暗い夜明け前、そんなバンコクのドンムアン国際空港に着陸するも、ここはまだ踏み台に過ぎない。どうせまた来るやろwwのノリでそのまま国内線に乗り換え。北方の薔薇とかいう中二病的アダ名のある街、チェンマイに行くことに。

昼前にチェンマイ空港到着。ターミナルから出ると同時に襲いかかるムワッとした熱気にインドシナ半島の気候を実感する。

初めての異国の地、右も左も分からないであると、それを狙ったかのようにタクシーの運ちゃんたちが群がってくる。

だが悲しいかな、日本語はまだしも英語すら通じない。いや英語が話されてるらしいのだが、タイ訛りの英語はサッパリだ。そんな中、初っ端に捕まったタクシー運転手の口撃力が強過ぎたのが運の尽き。途中からオーイェーオーイェー棒読みで反応していると、明後日チャーターすることになっていた。

NOと言えない日本人の成れの果て、非常に幸先が不安だ。

このように現地の商売人は相手が日本人と見るや蟻のごとく群がってくる。ワタシノヨメサン、チバノヒトヨー。
いや絶対嘘だな。ドSなので千葉には何がありますか???と聞く。
クジュウクリハマ!!!

あれ茨城では???

このチェンマイという街だが、街中に寺がいたるところにある。いや仏教国なので当たり前と言えば当たり前なのだが、観光地化している日本の寺とは違い、完全に生活の一部として一体化している。だからか逐一補修、改築されており仏像は常に金ピカりん。
これも物欲に打ち勝つ試練なのだろうか。なおこの国の寺は日本とは形がかなり異なっており、イロイロとんがっている。

↑チェンマイの寺。完全に悪役の住処だし刺さると痛そうだ

↑金ピカの仏像群。これが本物のゴールドなのか興味が尽きない。

チェンマイ市内の寺をのんびりまったり見た昼間は、時の流れがとても遅く感じる。社畜に泣いていた日本とは大違い、こののんびりした雰囲気がチェンマイか、微笑みのタイなのか。

↑チェンマイ市内の謎の遺跡。流石にこれは寺ではなさそう。

だがその認識は夜になると一変、少なくともチェンマイの本質は夜。
この街では毎晩ナイトバザールなる露天商店街が開かれるのだが、そいつがまたカオス。
物を売るタイ人や山岳少数民族に加え、観光に来た中国人(1番多い)、韓国人、アラブ人、アメリカ、フランス、ロシア、イタリア、インド、日本…
地球の至る所から来た人々が一つの市場を形成している。延々と続くバザールと人々のエネルギーにただただ圧倒されるばかりだ。

↑ナイトバザールの一番端。 これが延々と続く。

↑民族衣装に身を包み、大道芸を行う女の子。商魂たくましい。

↑同じく大道芸を行う女の子。金払えやゴラ、の眼圧が強い。

そしてそんな中何故か目に入る「ニューハーフショー」の文字。ツイッターで10分以内に10ふぁぼ来たら行きますー、と面白半分に言ったところ、40秒で10ふぁぼ来てしまった。
みんな他にやることないのかと。

だが来たものは仕方ない、有言実行がモットーの僕は、周り白人ばっかの中をぼっちでナイトバザール内のニューハーフショーに突撃する。
ショー自体は非常に楽しめた…がここで大切なものを失う。

oh my rip...
会場入って3分でリップサービス(物理)を受けた僕。
しかもNO!と言えない日本人、オーマイガー(棒)とか言ってるうちにあれよあれよとゴツいニューハーフのお姉達方に舌を入れられる。とりあえず舌を入れられる。
お姉様とのツーショット写真を撮ってくれたフランス人のお姉さんがドン引きしていた。そこ笑って!!

「この後ワタシの家来るぅ?」
…笑えないんだよなぁ。
有意義な社会勉強(意味深)ができたと考えて、明日からも頑張って生きて行こう。

↑ニューハーフショー。小林幸子に似てなくもない。

↑ニューハーフに連行されたオランダ人男性。この世の終わりのような顔をしていた。

ちなみに僕の唇を最初に奪ったのはミス・チェンマイ・キャバレーことリリコさんです。

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