インドシナ day10 アンコールワット
アンコールワット、カンボジアのシンボルにして世界でも最も有名な世界遺産の1つである。
↑カンボジア国旗に描かれたアンコールワット
シェムリアップ郊外にあるこの雄大な遺跡に行くにはトゥクトゥクを貸し切るのが一般的。そしてみんなサンライズが大好き。
アンコールワットの朝焼けを見よう。
前日夜にサンライズ行きたい!と言ってると4時半にはトゥクトゥクが宿前に到着。
起きろゴラア!!!
はい…
朝は早いのだ。
シェムリアップからアンコールワットへ向かうルートは基本1つ。次々に合流してくるトゥクトゥクの群れが薄暗い道に一本の光の筋を作っている。綺麗だ。
だがそんな幻想的な気分をぶち壊すのが「入場料」。
この入場料さえ払えばアンコール遺跡群の大半は入場可能となるのだがまぁ高い。
1day ticket…37$!?
破産や!!
せやろ?高いやろ?
だからね、お買い得なプランもあるのよ。
え?なにそれ!!(期待満々)
3day ticket!62ドル!
oh…fuck…
だが1日を終えた後に分かる。この規模で37ドルならしゃーない、ということが。
まぁ3day ticket買ったんですけどね。
さて、アンコールワットでは年に2回しか見られないレアな光景がある。
遺跡に入るには西門から中央の遺跡に向かって歩くのだが、春分と秋分の日には西門から尖塔の真上にくる太陽が見えるのだ。これを考えて設計したらしいのだから素晴らしい。
そして今は(ほぼ)秋分、いやぁ素晴らしい朝陽である。早起きして良かった。
↑朝焼け。尖塔の中心から太陽が見えるのは年2回だけ!
↑東側から見たアンコールワット。朝一ということもあり、こちら側には観光客は少ない。
↑内部より見た尖塔。登れる!
↑有名な綱引きのレリーフ。世界の危機らしい。
アンコールワット、めっちゃ中まで入れて嬉しい限りである。非常に美しく想像以上に壮大な世界遺産であった。
アンコールワットを見た後はそのままトゥクトゥクを駆使してアンコールトムを構成する遺跡群へ。その全てが日本では考えられない程入り込める遺産群にテンションMAXである。
まずはバイロン遺跡、こちらは人の顔が掘られたビックサンダーマウンテンそのものだ。ここも内部までよく入れる。かなり修復されて今の姿になったらしい(よーく見ると継ぎ目がわかる)のだがあまりそんなことは感じさせない。てか遠目に見るとただの岩山だ。
↑バイロン遺跡。個人的にはワットより好き。
↑バイロン遺跡内部。RPGの世界。
続いてタプロム遺跡。ジャングルと遺跡が融合してるらしいのでワクワクする。
ほんまに巨木が遺跡を飲み込んでいる…!!
他の遺跡よりも一層ジャングルのなかにあるため、秘境感が増している。が、修復の邪魔なので木を取り払う計画もあるらしい。そこで問題なのがこの木は遺跡を壊しているのか、支えているのか、という問題らしい。
ややこしい話は観光客には難しいが、とにかくホンマにラピュタの世界である。
↑タプロム遺跡。ガジュマルの木が遺跡に食い込んでいる。
憧れだったアンコールワット、とても素晴らしい。朝陽を観てその芸術性に脱帽し、他の遺跡群を見た後再度訪れてその雄大さに痺れ、夕陽の哀愁性に感動する。御来光大好き日本人が行きたがるのも分かるほどの圧倒的存在感であった。
さて、宿に戻り、新しいゲストハウスのメンバー達と夜の街へ。
晩御飯はもちろんパブストリート。てかパブストリートくらいしか夜中までやってる店もないのだ。
ゲストハウスの人達と晩飯を食べた後はそのままナイトクラブ。人生初クラブだが言語が通じないため逆にコミュ力が上がる。
とりあえず名前も知らないカンボジア人やオーストラリア人、マレーシア人とかと盛り上がる。
これこそ異文化コミュニケーションの極み!
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