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インドシナ day15 タイムアタックバンコク

観光のためではなく帰国のための早起き。とても萎えるわー。最後のプノンペン、宿の窓から見えるメコン川の朝焼けを脳裏に焼きつける。あんなに濁ってるのにこんなに美しく思えるとは、これも旅マジックやなぁ。
準備してるうちに宿にトゥクトゥクが参上。
ヘイ!エアポート行くぜ!

↑おはようメコン川

まだ薄暗い中を一路プノンペン国際空港へ。道中には建設途中のビル群が林立しており、この国が建設ラッシュの真っ只中にあることがよく分かる。
またカンボジア人は意外と朝が早いらしく、謎の巨大ビルの前では人々が集まり何かをして…や、これどう見てもラジオ体操やん。

夜明け前のプノンペン。建設ラッシュ中
ラジオ体操会場(右側)

バンコクのドンムアンが結構大きかったので期待していたプノンペン国際空港だが、首都空港とは思えないコンパクトっぷりにビックリ。
もちろんこんな小さなプノンペン国際空港から日本への直行便なんて便利なものはないので、一旦バンコクへ向かう必要が。
ただしこのバンコクでの時間の潰し方が非常に面倒くさい。

ドンムアンから日本への帰国便の出発時間が1520。そしてバンコク到着は0930。入出国手続きがそれぞれかかるとして自由に使えるのは3時間ほど。そしてドンムアンからバンコク市街地へは1時間弱かかる計算。

ぶっちゃけ見て回れるのは1時間ぐらいしかないのである。
いやまぁ行くけどね?市街地。1時間タイムアタック、やろうや。

プノンペン国際空港

**タイムアタックバンコク、開幕。 **

というわけで2度目のエアポートバス。慣れたもので英語書いてなくても余裕である。俺は無敵や!
それにしても一律30バーツってのはありがたいね。安い。
ぼったくり率は圧倒的にタイの方が上だが。

バンコクは相変わらずの混み具合であり、弾丸1時間タイムアタックの幸先は真っ暗。機動性を上げようと、モーチットからはタクシーに切り替えるも、運ちゃんが途中でトイレ行きだすから笑えない。帰ってこーい。
そしてボラれる。てめえトイレ中もメーター回してたやろ。

1時間かけてバンコクの王宮へ。
カンボジア王宮の優美さと質素さを兼ね備えた感じと違い、タイ王宮はとりあえず金叩き込みましたよ的な匂いがプンプンする。
まぁ一人頭500バーツも取れば金もとれるか。敷地も無駄にデカく、小さな街のような規模を誇っている。そしてそれらを彩るレリーフも豪華そのものでとても細密。
玉座も真っ金だし、我らが豊臣秀吉とウマが合うのではないかタイ王室よ。

↑タイ王宮

↑ タイ王宮

↑王宮のレリーフ。細密そのもの。

↑玉座。金ピカ

1時間で王宮内を見て回り、空港への帰路につく。バスとか何時間かかるか分からないので、またもやタクシーを使うしかないわけだが、もちろんボラれる。

空港まで600バーツとかなめとんかいwww

だが時間がない。こちとら帰国がかかっているのだ。泣く泣くタクシーに乗車。足元見やがった運転手のニヤニヤ顔が癪だ。
やっぱりバンコクはダメ。微笑みの国とか失笑モノだ。
タイで観光?大人しく大人しく郊外に行きましょう。
そう、アユタヤ遺跡とかね。

ぼったくりタクシーに揺られドンムアン国際空港へ。1520の便で関空に向かう。東へ向かう、すなわち夜に向かって飛ぶのだ!!かっこいい響きやね。
めっちゃバンコクディスってしまった僕だが、ドンムアン国際空港の係員のお姉様がすごい美人。圧倒的笑顔に僕の胸は即堕ち。

微笑みの国!最高やね!

↑東シナ海の夕焼け

日の入り後、夜を迎えた海は勿論真っ暗なわけだが、しばらくして無数の光が。
そう、東シナ海に展開する中国の大漁船群が眼下に出現したのだ。
真っ暗の海の中に無数の白い光が広がる様は、まるで星空が水面に現れたかのようで非常に幻想的。
この光景は香港の夜景にも勝るだろう。

ちなみに関空到着遅れたせいでお家に辿り着けない。今日の宿は関空のベンチや。

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