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ヨーロッパ day7 ベネチアへ

0650起床、朝は早い。
バスはリミニ郊外を0830発、なんと10ユーロとハイパー安いである。四つ星ホテルはもちろん朝食付き。しかもケーキ食べ放題という最高の仕様。時間の許す限りケーキを腹に詰め込む。
ケーキは別腹なの。

今日は更に北へ。
目的地は世界で最も有名な観光地。
アドリア海の女王、
地中海貿易の覇者、
第四回十字軍、

そう、水の都ベネチアである。

もちろん水の都アジアバージョンとは我らがハイパーメガロポリスOSAKAである。

アドリア海沿に到着すると干潟に浮かぶベネチアの街並みがぼんやりと見える。
そのまま対岸のメストレ地区から全長4キロに達するリベルタ橋を通ってベネチアのローマ広場へ。ここから5分ほど歩くとベネチア観光の玄関口たるサンタルチア駅にでる。ちなみにリベルタ橋に並走してこのサンタルチア駅まで向かう鉄道橋はなんと1846年に開通したらしい。日本には鉄道という概念すらないってのに。

↑曇天なのに絵になる

サンタルチア駅からサンマルコ広場に向かう。道が入り組んでいて迷うかと思いきや、そこかしこに広場への標識があるので余裕で行ける。

あの有名なリアルト橋も途中でわたることができる。ただいま絶賛外側が工事中なのであまり風情はなさそう。なお途中に出てくるアカデミア橋を越えてしまうとかなり遠回りになってしまうので気を付けよう。
のんびり歩いて30分ほどでサンマルコ広場到着。あのナポレオンも絶賛した世界一美しい広場…だが生憎の曇天だ。
ここを進み右手に出るとカナルグランデと溜息橋が登場。

↑サンマルコ広場。

この辺りに来た感想……

日本人多くね???
なんか萎えてしまった、、、

coupleも多くね???
なんか萎えてしまった、、、

団体様多くね???
なんか萎えてしまった、、、

まぁベネチアなんて超メジャーに来た僕も悪い。ここはリア充の帝国、周りみーんなcoupleとかで飯食ってる中黄色い猿が一匹でしかも安いメニュー食ってるとかウケる。

宿に荷物を入れてアカデミア美術館へ。
ここは14世紀から18世紀までのベネチア派絵画を中心にコレクションしている。特にベネチア派の第一世代を代表するジョヴァンニ・ベリーニやベネチア三大画家とされるティツィアーノ、ティントレット、パオロ・ヴェロネーゼの代表作が見られることで有名。

だが美術ガチ勢には有名な作品群も、ただの学生にはただの絵。教科書に載っていれば良かったのですが。

ただ在りし日のヴェネツィアの様子を描いた作品も多いので、現在との対比ができて面白い。

↑アカデミア美術館内。絵画のデカさがよく分かる。

↑かつてのサンマルコ広場

↑かつてのベネチア。今と大差なし。

↑かつてのベネチア。右奥はリアルト橋(かつては木製の跳ね橋だった)

美術館を出た後はそのまま晩飯へ。
相変わらずのパスタと野菜スープと水、締めて30ユーロ。死ぬ。
宿で朝飯が無料で付いてくるのが唯一の救いだ。

↑夜のリアルト橋。工事中

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