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ヨーロッパ day9 しまめぐり

まだベネチア。

オフシーズンにも関わらずこの街ではそこかしこで大勢の白人が不純異性交遊に勤しんでいる。
そろそろ本島散策もマンネリ化が進み、動くのがめんどくなるお年頃。目当てだったサンマルコ寺院はお休み。

このままダレてはいかん!ので本日はベネチア本島から足を延ばし近隣の島を訪問することに。

↑ミニクレーンで吊られるゴンドラ。可愛い。

まずはブラーノ島。

ここの名物はカラフルな色をした家々。桃、緑、赤、黄、青とどこぞの戦隊モノのよう
晴れてたら壁の色が青空に映えて綺麗なんだろうが、島到着時は生憎の曇り。
ところでなぜこんなにカラフルな色をしてるかと言うと、漁業から帰ってきた旦那が霧の中でも(この辺りは霧が出やすいらしい)すぐに家を見つけれるため。
つまりここは漁師の島。かつて魚網を作っていた名残から、手縫い製品(特にレース製)も特産物となっている。

なおブラーノ島から帰る時に晴れだした。

↑ブラーノ島。このカラフルな家々は現在も人が住んでいる。

続いてムラーノ島。
こちらは世界的にも有名なベネチアングラスの一大産地。商店の陳列棚にはありったけのガラス製品が展示されていてめっちゃ綺麗である。
是非とも買って帰りたいがバックパックなので割らないわけがない。
あと値段も結構高い。最安製品で20-30ユーロくらい。ヒェェ。とはいえ本島よりは安いのも事実。

街並み自体はブラーノよりベネチア本島に近いためかあまり目立った特徴はない。
が、観光客も比較的少ないのでのんびりした雰囲気のベネチアを味わいたいならオススメ。

↑ムラーノ島を歩く。

↑ムラーノ名物のベネチアングラス。本島で買うよりもほんの少し安い。

続いてリド島

こちらはベネチアの島々で唯一車が入れる。とはいえ本島のように本土側と橋で結ばれてる訳ではないので、全てはフェリー頼み。
あのベネチア国際映画祭も開かれるこの島は、砂浜ビーチもある紛れもないリゾート島。
一気にブルジョワ感が増す。
残念ながらレンタカーできるわけではなく、物価も高めなのでこちらはそそくさと撤退。
マトモな写真を撮り忘れてしまったのだけが心残り。

↑リド島。アスファルトも敷かれ、ベネチアとは思えない雰囲気。


最後はジュデッカ島。
バックパッカー界隈じゃ定番の…そして今日の宿であるベネチアユースがある島だ。
本島からカナルグランデを挟んで対岸にあり、2泊で30ユーロ。かつての倉庫を改装したらしい。
この価格でこの快適さというのはベネチアでは破格オブ破格なのは間違いないし、対岸の本島の眺めはまさに最高の極み。
ベネチア来たときはこのユース、是非使ってね。ドミトリーは16人相部屋だ!

↑ジュデッカ島。(サンジョルジョマジョーレから)

↑ベネチアユース(中央の建物)

↑ジュデッカから本島を眺める

その後ベネチアユースで知り合った金沢大の人とクラシックコンサートに行くことに。規模が小さいとはいえ、あのドゥカーレ宮殿内の一室を使って25ユーロなのはありがたいことだ。
だがなお晩飯は32ユーロ、コンサートより高い飯ってなんなんだろう。

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