初夏 【詩になる言葉】

髪よ、美しく咲き乱れ、遠きの山へ連れてって。
声が響く草花、私のうちなる湖へとつながって。
そっと、
愛でた感情。

感傷する。

言葉のきらめきはどうして消えないの。
雨ばかりが私に光を教えてくれるのはどうして。

私がわたしの為に打ち立てた綻びが河になる、流れていく。
その先に、稲妻の海があるから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?