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Track.6【作品篇】心の拠り所完全マニュアル


ガチャ。
……ガランガラーン


いらっしゃい。


……キミも物好きだ。こんなお店にね。
しかも人通りのない土曜日の夜更けにやってくるなんてね。


キミのような人がいる限り、
やめようにもやめられないじゃないか。










……まぁ、やめないけどね!ハッハ!






ん?
他にお客さんいないのかって?








なに言ってるんだい。
たっくさんいるよ。










キミの他に……
あと2人とか3人とか……ゴッホん。ゲフン。




ま、まあいいでしょ。
ウチのことはさ。
さぁ座った座った。




今日もね。
ゆっくりしていってよ。

はい、いつものやつ。コトン

遠慮せずに飲んでいっておくれ。





今日は肌寒かったけど、
最近やあっとあったかくなってきたね。

桜も咲いているそうだし、うん。
コロナ禍の制限もなくなった。


まだ、人混みのマスクは外せないかもだけど。



今年はさ、
お花見をやる人たちも増えるんじゃないかな。




僕、思うんだけどさ。
最近の若い子ってさ、
飲み会とか時間の無駄!って言う人が多いじゃない?



もちろんね、
人それぞれだし、
僕はどっちでもいいと思ってる。

そもそも飲めない人もいるだろうし。
会社の人付き合いは面倒ごとも多いしさ。





でもね。
飲み会、という場はね。
僕はあったっていいんじゃないかな、と思うのよ。




会社の飲み会が嫌ならそれでいいとして。

自分が好きな人、大切だと思う人。

そういう人とね、
お酒のあるなしに関わらず、
顔を突き合わせてさ。



飲んだり食べたりして、
語らうの。




それってなくならないでしょ。
だってどう考えても、楽しいじゃん。





何でもかんでも時間だの、コスパだのってね。
もちろんそれもいいんだけど。






たまーにそういうことをしても、
バチは当たらんよ。ハッハ!










……さて。
今日も来てくれてありがとう。

キミはなんだか、
嬉しそうに話を聞いてくれるからさ。

今日も張り切って話しちゃうよ。






今日はね。
なんとも優しい、
心の拠り所を教えてくれる作品。


これをキミに紹介しようと思うんだ。



今日のBGMはこれに決まり。

ほら、そこの赤いボタンをポチッと押しておくれ。
ボリュームは自分で調整していいからね。

気にならないぐらいの音量で流してくれると嬉しいよ。
もちろん邪魔なら、無理はしなくていいけどさ。




飛立未鳥さん、という作家

今回キミに紹介する作品の作家さんはね、
飛立未鳥さんという方。


はいこれ、飛立さんの名刺。

https://twitter.com/hidatemidori


飛立さんはねぇ。

作家さんであり、声の人でもあるんだよね。


Audibleの作品を作ってくれたりもするんだ。

これがまたね、芯の通った声でさ。
いい声の持ち主なのよねぇ。僕は大好きだね。



もちろん、Kindleの作品もね。
僕なんかがなにか言えるレベルじゃなくてさ。

もう30冊以上出版されている、ベテランさん。

内容もすごくしっかりした作品を書かれる方だよ。


もし気になるなら、遊びに行ってみるといいよ!




この作品の見どころ!

さて。
そんでね。

今日キミに紹介する、
楽しい人生を復活させる心の拠り所完全マニュアル
なんだけどさ。


この作品が持つ、3つの魅力をね、
まずキミにお伝えしよう。


①考え抜かれた作品
②多彩な目の付け所
③誰かを救うかもしれない作品


こんなところだね。
もちろん魅力のいっぱい詰まった作品なのだけど。

僕なりに抜粋するとこんな感じ。


あとはキミの目でね。
良かったら隅々まで味わってみてほしい。


①考え抜かれた作品

まずね。

僕はこの作品を読んでて思ったのはね。
すっごく考えて書かれたんだろうな、ってこと。


なんていうのかなぁ。



厚みを感じるんだよね。
一般作家のKindle作品の中では、特に感じるかなぁ。
なんていうんだろうなぁ。

隙がなくて、ギュッと締まってる感じ。




この作品ね。
この作品に限らずなんだけど、
飛立さんの作品ってさ。




読んでて疑問に思うこととか、
いや、こう考えることもできるんでない?ってことがさ、
ほぼ全部書かれてる気がするんだよね。



読者が疑問に感じるポイントをさ。
ちゃんと把握されてるんだろうなって感じるね。



そんでさ。
この書き方ってやつがね。
僕は飛立さんの人間性を表しているんだと思う。



飛立さんの声質とおんなじ感覚なんだよね。


緻密で繊細で、
どこか剛毅(ごうき)でさ。

それで、
いろんな苦労を経験されているから、
思いやりもしっかり感じる。


一見するとどこまでも理にかなった、
作品なんだけどね。


行間とか構成の中からね、
他者に対する思いやりがにじみだしていると思うよ。


こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、
肝っ玉母ちゃんみたいな雰囲気を感じる。ハッハ。
人間性とも言えるかな。




こういうね、
人間性が表れるような書き方ってね。
僕はなかなかできるもんじゃないと思うんだよねぇ。



どうやったら書けるのか教えてもらいたいよ。


②心の拠り所、という着眼点

そしてふたつめ。
目の付け所がいいよね。


心の拠り所完全マニュアルという作品だからさ。
心の拠り所のことをこれでもか教えてくれるわけ。

僕ね、なんかさ。


「あー、そこそこ」って思っちゃったのよ。
かゆいところに手が届く、じゃないんだけど。
そんな感じ。ハッハ。


つらい時、苦しい時。
誰もがつい見落としがちな、心の拠り所。

それをいろんな方法でね、提案してくれる。
教えてくれるの。

これがどれだけ大事なことかってね。
僕は再認識させられたよ。


こういうところに目が届くっていうことがさ。
僕、とっても大切なことだと思うんだよね。

飛立さんの実体験かどうかわからないけれど。



本当ね、素敵な目の付け所だと思う。


③誰かを救うかもしれない作品

さて、みっつめ。
これは僕のね、完全なる趣味嗜好だね。


誰かを救う作品だということ。
これがポイント。


いろんなケースを想定して、
いろんなたとえ話を交えて、
たくさんの情報とともに。


この作品は書かれてる。



……だからね。

きっと救われる人がいると思うんだよ。






作品ってのはさ。
よく言う、レバレッジ(てこ)みたいなものなんだよね。


たった一つの作品が、
たった一言が、
たった一個の表現が。




山ほどの人の心を救ったりするわけ。






今はさ、
Kindleに限らず、
いろんな作品を気軽に届けられるようになった。




僕もそういうさ、
創る人間の端くれとしてね、いっつも思うの。










こういうのってさ。

当たり前のようでいて、
ものすごく価値のあることなんじゃないかって。



もちろん、
そうじゃない作品だってあったっていいと思うよ。




でもね。
作品として誰かに見せる以上、
誰かの心を動かす可能性はゼロではない。




この人の作品をもっと読みたい、とか。
この作品に救われた、とか。






創作は必ず。
誰かの心に何かを残す可能性を秘めている。




僕はそんなふうに思うんだよね。





だから、この作品をキミに紹介したくなったんだよ。





心の拠り所ってやつはね。

みんな持っているようで、
実は持っていなかったり、
いつの間にか見えなくなっちゃったり。
ふらふらとね、どっかに行っちゃうものなのよ。



それを思い出させてくれる。
学ぶことができる。




誰もが欲しくてたまらないものを、
どうやって手に入れて、
そして大切にすればいいかを教えてくれる。


だからこの作品は、
僕は素敵だと思うんだよね。





深夜0時の鐘が鳴る

さて。
今日はこんなところかな。
いつも長々と付き合わせちゃってごめんね。


いやー語っちゃったよ。
メンタルの話はね、
僕どうしてもアツくなっちゃう。
ごめんね。



お詫びと言っちゃなんだけど。
今日のキミには、
これをサービスしよう。ファサー


これね。
僕の昔のさ、
行きつけのお店のマスターがね。
いっつもつけてたんだよね。

見つけて一瞬で思い出したよ。ハッハ!元気かなぁ。





さて、僕も一杯だけもらおうかな。




ゴットン





……いやぁ。なんだろね。
母なる海の波音が胸に響くよ。
これはずるい。ずっこい。
















ご馳走様ね。
今日の分はいつも通り、ツケにしておくから。




飲み過ぎには注意しなよ。
僕はもう帰るから、ゆっくり飲んでいっておくれ。



あとね、最後にもうひとつ。

いつものお願いなんだけどさ。


もし僕の話や、
今回の作品がほんの少しでも気に入ってくれたなら。
キミのお友達にも紹介してくれると、嬉しいな。





僕、断言するよ。
きっとね。
それはいつか、キミの為になる。







なぁんてね。冗談だよ。



じゃ僕は帰るね。


鍵はいつものところ。
戸締まりと、暖房を切るのは忘れないで。
音楽を止めるのも、忘れずに。




じゃあまた。

次はキミの話も聞かせておくれよ。







ガチャ。
……ガランガラーン









おしまい。


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