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真珠婚記念旅行顛末-16- モン・サン・ミッシェル

今回の真珠婚記念旅行で行きたかったところ。もちろんたくさんあるのですが、一番がミラノの最後の晩餐、二番がこのモン・サン・ミッシェルでした。
パリに到着するたびに、行きたいなと思っていましたが、なにせ遠い。そこに行くだけで一日が終わってしまいます。なので、今まで行くこともなくでしたが、今回は絶対に行ってみたいと。
パリからモン・サン・ミッシェルに行くにはいくつも方法があるのですが、おそらくツアーで行くか、電車+バスでいくか、レンタカーで行くかになります。乗り鉄の私はもちろん電車を選択。ユーレールパス7日間の最後の1日をここで使用することになります。
8:40 パリ・モンパルナスを出発し、レンネに向かうTGVを予約。朝ゴハンは駅の売店のパンで済ませます。もちろん全席予約。ブリュッセルからの事件があったので、ちゃんと車両があるかどうか心配でしたが。。。
駅につくと全席指定なので、指定席券のQRコードを駅員さんがチェック。OKの人だけホームに入ることができます。

パリ・モンパルナス駅

今回は無事に乗車できました。もちろん1等車です。そのためのユーレールパス。

TGVの車内

無事にレンヌ駅に到着。そこからモン・サン・ミッシェルへはバスで移動することになります。こちらのバスももちろん予約必須。このバスの始発が10:40ということから逆算しての行きのTGVです。
早速バスに乗車。パスの中はこんな感じです。

バスの中

パリにいたときにはあまり感じませんでしたが、このバスの中は7割以上が東洋人。日本人・韓国人が多かったですね。
1時間ちょっとでモン・サン・ミッシェルのバス停へ。
しかーし。ここが終点ではありません。ここからシャトルバスに乗る必要があるのです。いや乗らなくてもいいんだけど乗ったほうが楽よと言われ、シャトルバスに乗ることに。はい。大行列です。30分待ち必至。

シャトルバスを待つ大行列

こちらの方、犬を連れている方が結構いますが、ケージに入らない場合は犬はバスに乗れないそうで、そういう方は歩きになります。また結構自転車で向かわれる方も多かったです。レンタル自転車はここにはありませんが
予想通り30分ほどでシャトルバスが見えてきました。このシャトルバス運転席が前と後ろについています。

モン・サン・ミッシェルへのシャトルバス

10分ほどゆったり走ると、見えてきました。モン・サン・ミッシェル!
冒頭の写真ですね。
そこからは歩いて5分くらいで入口へ。
ただ、入口は通常の入口は退場する人のために開けていて、裏口からの入場を余儀なくされました。これがまたすごい行列。
ダラダラだと30分ほど。行列終わってわかったのは、入場券持ってなくて入場券を買うための行列がすごかったということ。私達はオンラインで入場券を買っていたのですんなり入れるはずでしたが、そんなルール知ったこっちゃない!状態で渋滞でした。
まずは一番上まで上がります。そこから降りていくことになります。結構この段階でヘロヘロかもしれません。

モン・サン・ミッシェル一番上

とても歴史を感じます。それしか言葉が出ません。長い歴史を経てこのモン・サン・ミッシェルは今も生き続けているのでしょう。

歴史を感じる大聖堂

修道場ということで至るところに祈りを捧げる場所があります。パンフレット持っていないので、部屋の名前はわかりませんが、ここで過去何百年前から祈りを捧げていたんだろうなというのはわかります。

マリア様
ミサが行われる準備が

見学が終わって、いろんな店に行こうと思いましたが、とりあえず再びの大渋滞。

正面の門をくぐるための人で大渋滞

ここで昼ゴハンでも食べましょうか、ナンテ思っていましたが、ちょいと厳しかったですね。とりあえず高級オムレツ店の写真だけはパシャリ。公開するほどいい写真じゃないですね。
でお腹が空いたので、嫁さんがワッフルを持ってきていたのでそれを一つずつ食べることに。そしたらですよ。嫁さんのワッフルをカモメが襲撃。2口食べただけでカモメの餌になってしまいました。

中から出た後の写真

帰りはシャトルバスじゃなくて歩いて戻ることに。やっぱり余韻を残したいじゃないですか。
実はモン・サン・ミッシェル内部の見学中は結構雨に祟られましたが、買えるときになると、なんと雲が引いて快晴に。すごくいい景色になりました。
何度振り返ったことでしょうか。もう二度と見ることがない景色をしっかりと記憶の中に残していきたい思いばかり。これは私達だけでなく多くの方々もそうだったようで、みなさん何回も、何回も振り返ってはこの景色を心に刻みつけているようでした。

忘れないように天が晴れさせてくれたと信じています

正直、内部というのは、ケルン大聖堂とかヴィース巡礼教会のように荘厳な雰囲気を感じたわけではありません。歴史を感じたという方が正しいですね。
ただ、いろんな観光の表示を飾る、上の写真の景色。人生最初で最後のこの景色の感動は忘れることはないでしょう。
パリに戻って食事に行こうと思ったときに、なんとなくいいなと思って写したこの一枚。なんと、21:04です。こんな時間まで明るいんですよ。この時期のパリは。

21時のパリのとある通り

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