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えどのごはん 目次

えどのごはん

という小説をUPしていきたいと思います。
だいたい1万5千字くらいの作品が10話(予定)

言い訳ではないのですが、たまに「時代劇だと思って読んだのに」と言われる方がいらっしゃるので、一応初めにお断りをさせてください。
――
この物語は江戸時代をモチーフにした、恋愛ファンタジーカテゴリのフィクションです。

ミニチュアの江戸
という表現をしてくださった読者様がいらっしゃいますが、なんとなく、シムシティみたいで……わたしはその表現が気に入っています。
みなさまにも、ミニチュアの江戸の町に住む、庶民の暮らしを楽しんでいただければ幸いです。
(シムシティで江戸とか平安バージョン出来れば良いのにね)

掲載ルール
note用には1話分をだいたい5~7記事くらいで構成しています。
記事を順次UPしていったあと、最後の記事をUPした日から約1週間、そのまま掲載しておき、その後削除させていただきます。

面白いなと思ったら是非、コメント、イイネをお願いします。
ご好評をいただけるようでしたら、再企画および再編集をかけてnoteとは別のスタイルでお届けしたいと思っています。

主な登場人物

哲治郎
今作の主人公。大黒屋の5代目若旦那(婿)
食いしん坊が高じて、旧知の松也に雛菊亭を持たせる。

助さん
とある高名なお旗本のご隠居。
20年間、ストレスを抱えながらぶっ続けで働いてきたが、隠居していまはとても優しいおじいちゃん。

松也
哲治郎の古い友人。
元は刀鍛冶。妻と師匠と三人で山の中に住んでいたが、師匠が亡くなり、江戸に戻ってきたところで哲治郎に雛菊亭を持たせて貰う。

お雛
自称:吉原の随一の傾城・千代菊花魁
今は松也の妻で、雛菊亭の女将。人付き合いがあまり上手くない松也の代わりに雛菊亭のムードメーカーになっているが、料理は一切出来ない。

新吉
今作の主人公その2。
大黒屋の手代。遊郭の跡取り息子。
父親が哲治郎と古くからの友人で、修行奉公に出る年になって、2年の約束で大黒屋に預けられた。
哲治郎の妹、お華に恋をしている。

龍之介
今作の主人公その3。
哲治郎の義弟で、哲治郎の妹、お華の恋人。
諸般の事情により、2年ほど上方で暮らしていたが、江戸に戻ってくる。
アウトレットショップ「たつの屋」を開く。


目次とゲスト

●第1話 たまご
たまごかけご飯が大好きな哲治郎。
新鮮な卵を手に入れるため、わざわざ自宅の庭でニワトリを飼うほど。
だが、いまは梅雨の時期。
向かいの御店の番頭が食あたりで亡くなったことをきっかけに、妻からは「生ものを食べるな!」と厳しく叱責されてしまい……。
献立
たまごかけごはん、茶碗蒸し

おとわ
うどん屋の女中。
哲治郎を慕い、雛菊亭に足繁く通うようになる。

あとがきまんがその1


●第2話 かつおぶし
夏の嵐の日、三毛猫を拾った哲治郎は、その子を「とと丸」と名付ける。
しかし、舅の潮五郎は大の猫嫌い。潮五郎に見つからないようにとと丸を可愛がる哲治郎とりさ。
ある日、ひょんなことから江戸の町に出ることになったとと丸は……
献立
かつおぶしごはん

とと丸
哲治郎が拾ってきた三毛猫。
哲治郎がメスオスの区別が付けられず、とと丸と名付けられたが、女の子。
九郎兵衛
乾物屋の黒ネコ。寡黙な渋メン。

あとがきまんがその2


●第3話 そば
大黒屋の手代、新吉は、哲治郎の妹であるお華に絶賛片想い中。
だが、そんなお華とただならぬ雰囲気を醸し出す男……龍之介が現れる。
龍之介は帰宅早々、忙しい日々を過ごすのだが……
献立
そばきり(もりそば)、けんちん蕎麦、鴨南蛮、天ぷら蕎麦、卵とじ蕎麦

お華
哲治郎の妹で、龍之介の恋人。
新吉はお華に叶わぬ恋心を抱いている。

あとがきまんがその3


●第4話 かんしょ
焼き芋が美味しい季節になった。芋屋の一人娘、お振は雛菊亭の女将、お雛への恋心を隠さない。
だが、ある日、松也が見せてくれた笑顔に一目惚れしてしまい……痩せて綺麗になろうと心に誓う。
献立
焼き芋、干し芋、芋の味噌汁

お振
女相撲の関取のような体格の、パワー重視の女の子。
一人称は「振」
お壱(かず)
お振の母。夫婦共に年齢を重ねてから出来た一人娘のお振を可愛がってはいるのだが、心配もしている。
伊作
お振の父。

あとがきまんがその4

○第5話 とうふ
哲治郎に待望のあととり娘が誕生。
そんな中、雛菊亭にひとりの美女が訪れる。その美女はかつて松也が吉原で片想いしていた野菊花魁。
松也とお雛は野菊を雛菊亭に迎え入れる。
だが次の日、あの男が哲治郎を訪ねて大黒屋にやってくる。
献立
ゆどうふ
厚揚げ、豆腐の味噌汁
引き上げ湯葉

野菊花魁
老舗と言うだけの小さな遊郭、桃源楼でひとりで長年、花魁として君臨してきた美女。かなり真面目で謙虚な性格で、哲治郎とは非常に気があい、お互いを性別を超えた親友だと思っている。

櫻井
北町奉行所与力で、哲治郎の同心時代の上司。
顔が怖い。
本来は澤山家の家臣で奉行所とは無縁だったが、(本編主人公の)澤山忠直が奉行代理をするにあたり、内与力という身分を与えられ、祐筆として手助けすることになる。
非常に実直で優秀な人物であり、忠直本人が異動したにもかかわらず、次の新任の奉行に請われてそのまま奉行所に残ることになった。
(このため、現時点では澤山家の家臣ではなくなっている)
若干マザコン

母上
櫻井の母。

あさ
名門藤波家のご令嬢。





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