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「わたしのお母さん」へ

お母さまへ

今年の3月。無事にはたちになりました。

この20年間での数えきれないほどの母との思い出
馬のぬいぐるみをトイレに落とした3歳
学校でやんちゃした9歳
寝る時間だけ家にいた17歳
ほとんど連絡してこない19歳

今までたくさんの心配をかけながら、
こんなにものびのびと自由にさせてくれたこと。
そして、
僕が選んだ道を必ず応援してくれたこと。

僕にとって母という存在は
「たくと」という人の1番のサポーターです。

女手一つで姉と2人を育ててくれたこと、今では本当に感謝しています。
そのおかげで見ることができた世界、感じられた温度がありました。

奨学金を通して、お金の温度、人からの恩を体感したり、
親だけではない、たくさんの周りの人に育てられたり。
全部今の僕をつくるための大切な経験になりました。

今日という日まで、数えきれないほどの
素敵な人たちにも、
心震える瞬間にも、
泣けるくらいの景色にも出会うことができました。

自分自身のこと、自分の選択のことをこんなにも愛せるのは、
きっと母が常に背中を押してくれたからです。


「たくとの素敵なところは、素直に気持ちを伝えられるところ、そして笑顔。」
親友にも、初めましての人にもそう言ってもらえます。

人に気持ちを伝えることがとても好きになりました。
好きとかいいねとか素敵とか。

おかげで、今までの人生のどのタイミングにも、
僕を愛してくれる大切な人たちを見つけることができました。

人に愛を向けられる僕の根底には、
間違いなく、溢れるくらいの母からの愛が詰まっています。

大袈裟だけど、きっと世界中を敵に回しても、
母だけは味方でいてくれる自信がある。
それくらい、いつも愛してくれていること、
ちゃんと受け取ってるよ。
いつも本当にありがとう。これからも変わらない関係でいようね。


あなたの息子として生まれてこれて、本当によかった。


たった20年、まだまだ楽しく生きていきます。
これからの息子の人生もお楽しみに。

溢れるくらいたくさんの愛を込めて。大好きだよ。

2020.5.10             世界でたった一人の息子 たくと 

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