Tactical Football

サッカーの戦術について サッカー観は人それぞれ

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サッカーの4+1局面

今回の記事では自分がサッカーに対して持っている考え方の1つを紹介していきたいと思います。 サッカーはルール上、ピッチでどこに誰が動くも自由なスポーツです。 しかしチームスポーツである以上、チームとしてのやり方(チーム戦術)が必要です。 そのチーム戦術を考える上で自分が持っているのが 4+1局面という考え方です。 これは何かというと、ピッチ上で起きている現象を場面ごとに括りを付けようということです。 チーム戦術を共有するには、チームで共通する言葉を決めなければなりま

    • キリンチャレンジカップ2023 3月シリーズ   日本代表が示した指針

      キリンチャレンジカップ2023 3月シリーズ 試合結果  ウルグアイ戦1-1 コロンビア戦1-2 結果だけ見れば1分け1敗 しかし筆者はこれまでの日本代表戦で一番見ごたえのあった2試合だと思いました。 現代サッカーは個人の質だけでは勝てません。(もちろん個人の質も重要) この練習試合2試合で結果と称賛を犠牲にして、チーム戦術の向上に努めました。 チーム戦術を極めていく上で、価値ある分け、敗戦だったと思います。 筆者がそう思う根拠をここに書いていこうと思います。

      • ポゼッションサッカーのメリット

        サッカーというスポーツは他のスポーツに比べて、自由度が高く、正解のないスポーツです。 しかし正解がないからこそ10チームあれば10通りのやり方が存在する、 チームそれぞれ十人十色の性格が出る面白さがあります。 しかし大まかに見れば、ある程度やり方をパターン分けすることができます。 その中でも近年様々なチームが取り入れている「ポゼッションサッカー」について紹介していきたいと思います。 ポゼッションサッカーというものは簡単に言えば、ボールを保持しながら試合を進めていこうと

        • サッカーに正解を求めない。日本人である強み。

          11人対11人でボールを奪い合い、最終的に相手ゴールにボールを多く入れたチームが勝ち。 他のスポーツよりも制約がなく、自由度の高いスポーツ。サッカー。 しかし、自由度が高いからこそ人間の本質的な部分が見え隠れするスポーツ。 日本人の特徴である「右向け右」が通じないこともあるスポーツ。 その状況に合わせて自分で考えて対応する力が求められる。 近年では様々な戦術論が上がっており、どれも理論的には正しいがこういう疑問が上がる。 サッカーに正解ってあるの? 例えばマンチ

        サッカーの4+1局面