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本番が近くなってきたら本気を出す

アマオケの定期演奏会の話です。
大抵の団体は1年に1~2回の定期演奏会をするので
半年~1年の期間を掛けてプログラムを仕上げていきます。
しかしこの長めのタイムサイクルって落とし穴があると思っています。
アマオケ界隈でよく聞かれる「本番が近くなってきたら本気を出す
という言葉、期間が長いゆえのスケジューリングの罠です。
長い夏休みだからまだいいやと後回しにした宿題を
最終日になって泣きながらやる感覚です。

締め切りって長い方が計画的練習は難しいんですよ。
私は楽譜が届いてから最初の合奏までの練習量が
ダントツで一番多いです。
そしてその後の合奏ではほとんど個人練習はしません。
さっさと他の曲に進みます。

最初の合奏までに個人練習で弾き込んでいれば
以降の合奏は他の楽器とのテンポ合わせや音量バランス調整だけを
気にして参加しつつ合奏の時間に弾くだけで練度はドンドン上がります。

弾き込んでいない状態で合奏に参加すると
以降の合奏の時間でほとんど手が出ず帰ることになり
せっかく楽器担いで出掛けた時間が無駄になってしまうので
結局は最終的に必要な練習量が増えてしまうのです。
もったいなくないですか?

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