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ミュートの話

私の使っているミュートについて質問がありましたので記事にします。
まずミュートには2種類あって
練習時に騒音防止の為に付ける練習ミュート(消音器)
演奏時に音をこもらせる為に付ける演奏ミュート(弱音器)
この2種類は全くの別物です。

私の使っている練習ミュート(消音器)はWミュートです。

Wミュート

少しお値段は張りますが圧倒的消音性能に加えて
楽器を傷付ける可能性が低いクリップ式なのでオススメです。
こんな感じでコマに洗濯バサミのように留めます。

Wミュート

演奏ミュートに関してはAlpineミュートを使っています。
演奏ミュートは楽譜上にcon sordと指定された部分で付けます。

Alpineミュート

真鍮製のメダルが埋め込まれているので
音色をこもらせる効果が高く気に入っています。
付けた感じはこの様になります。

Alpineミュート装着時

楽譜上にsenza sordの記載があった場合には外す必要がありますが
ひとつ注意点が有りまして、真鍮製のメダルが共振ノイズを出しやすいので
共振を止めるために弦の巻線部分の摩擦を利用して
キッチリ留めておく必要があります。

非装着時は巻線の摩擦で固定する

ちなみに今回紹介した2種類のミュートはどちらも
ヴァイオリン、ヴィオラ兼用なので
私のような2台持ちにはありがたいです。

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