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音楽的ダークサイドに墜ちた話

5歳からヴァイオリンを始めて中高6年間オーケストラ部で弾いていましたが私の思春期1980年代ってMTV文化が日本上陸してきた時期で
全国ネットだとテレビ朝日系で小林克也のベストヒットUSAをやっていて
私の育った神奈川県ではローカル局のテレビ神奈川(TVK)の
洋楽番組の充実が半端なく、Billboad Top40を始めとして
Music Tomato World、Funky Tomato音楽流しっぱなし状態だったんですよ
私はすっかり海外の音楽に夢中になりギターを始めます。
ヴァイオリン経験があったのでギターにはすんなり移行できました。
でもポップスのギターがボーカルのバックでチャカチャカやってるだけで
あまりに簡単で正直拍子抜けしてしまい
ギターの世界ってこんな程度で稼げてるの?
ヴァイオリンの世界は幼少期から死ぬ程研鑽を重ねても
なかなかやっていけないのに・・・
少年はココで世の中をナメて甘く見ます。
もっと面白いギターが弾きたい!そんなときに見てしまったのが
Van Helen のギタリストエドワード・ヴァン・ヘイレン

なにこれ!ヴォーカルのバックでチャカチャカどころじゃない!
それにギターソロが有る!
すっかりヘビーメタルに夢中になりました。
ヴァイオリン時代ではありえない量でギターを練習するようになりました。
そのうちヘビーメタルはクラシック音楽への尊敬と憧れが
強いジャンルだとわかってきます。
私が夢中になったのはイングヴェイ・マルムスティーンという
スウェーデンのギタリストでした。
ギターでバッハのリュート組曲第1番やアルビノーニのアダージョを
演奏していました。

ここで自分が今までやってきたヴァイオリンとギターが
アタマの中でガチャリと音がして噛み合うことになります。
高校卒業時にはもう腹は決まってました。
大学に行ったらオーケストラはやらず軽音に入ろう!
この時はまだ大学辞めるほどのめり込む事になるとは
誰も思わなかったわけですが・・・

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