「住み着いてしまった「病み」は飼い慣らす必要がある。」 PMDD日記 2日目(悲しみゾーン1日目)@2023.11月編
2023.11.18土
悲しみゾーン1日目
17:00起床。
半日前にあたる朝5:00まで進撃の巨人を見ていた。
安定。今月も昼夜逆転生活。
プラス10時間以上睡眠。
PMDDの期間は「完全夜型」になる。
太陽の光を浴びると、片頭痛が悪化するため、
太陽様を避けて生活するようになる。
カーテンを閉め切った「マイルーム」という小さな洞窟での生活がはじまる。
そういえば、祖母の家の近くに「日本三大鍾乳洞」の一つがあって、大昔洞窟の中に人が住んでいたらしい。
もしかしたら、私は洞穴生活の祖先をもち、
そのDNAを受け継いでいるのかもしれない。
そりゃあ夜型でも仕方ないな。
My洞窟最高。
今日は悲しみゾーン初日ではあるものの、
自然と病みが少なかった。
たぶん、人とたくさん話していたからだと思う。
今日は2件、
合計8時間くらい話していた。
「ただの聞き役」としては、よくある展開。
(※ただの聞き役とは、私がしているお仕事のことです。人の話を聞くだけのお仕事です。たのしい。詳しくはXを参照)
みなさん「1時間半くらいですかね」
と話す前に言う。
でも、気づいたら3〜4時間ほど経っている。
どうやら、私と話すと安心して、話し過ぎてしまうらしい。
「声もいいし、安心感もあるから、ずっとしゃべっちゃう…」
とよく通話者の方に言われる。
素直にうれしい☺️
病んだ瞬間といえば、
通話と通話の間、15分くらい。
「がんばらないって決めたのに。がんばっちゃってる。
何してるの私。
「たのしい」という感情に任せて長々と話していると、あとで身体に出るって、先月学んだでしょ????
なぜ、同じことを繰り返しているの…?」
病みが全くない一日は、このPMDDの期間現れない。
毎日何かしらの自己責めをする。
「「病み」に対して、真っ向から戦おうとしないこと。
とにかく自分を労わり、甘やかすこと。」
それが何よりも大切な心得である。
まず、病んでいる自分を受け入れる。
「病んでるね。悲しみゾーンだもんね。
PMDDだもん。今はうつ病タイムだもん。
しょうがないよ。」
次に、身体や心のケアをする。
「もう寝ちゃおっか〜〜
あ、体が少し冷えてるし、心も悲しいから、美味しいハーブティーでも飲む?🫖 💭
あと、『薬屋のひとりごと』の続きでも見て、のんびりしよう〜☺️」
これで幾分か気持ちは落ち着いてくる。
2年間、毎月やっているからか、
自分の労り方、甘やかし方が板についてきた。
成長って感じがする。
うつ病の情報を一つお伝えしよう。
うつ病は、完治することが一生ない。
うつ病には「完治」という言葉は存在しない。
「寛解」という言葉だけが存在する。
寛解とは、「病気の状態が、一時的に軽くなったり、なくなったりしていること」である。
あくまで「一時的に」ということ。
「毎月うつ病になる」という、
あらがえない宿命を受けてしまった私は、
これから先もずっと、この病みとともに生きていかなければならない。
住み着いてしまった「病み」は飼い慣らす必要がある。
病んでいる自分を受け入れること。
身体や心のケアをすること。
真っ向から戦わずに、
自分を労り、甘やかすこと。
2年間で学んだことを胸に、
治らない病と向き合う日々、
これからも長々と続く。
「住み着いてしまった「病み」は飼い慣らす必要がある。」 PMDD日記 2日目(悲しみゾーン1日目)@2023.11月編
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?