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気の向くままにやっている

と書くとちょっとステキな感じがするけれど、自分の場合ひょっとして脳に病変があるのかもしれない。
7時過ぎ、食事を中断して夫を送り出したときに、カーポートの夫の車のあたりにシュートを伸ばして乗車を妨げているモッコウバラを切るように言われたので、北側の裏戸口のゴミ箱の上に置きっぱなしにしてある剪定バサミを取りに行こうとして、ふと地面を見たら草が生えていたので抜き始めた。

洗濯終了のブザーが聞こえたので、洗濯物を取り出してからバラを切ろうと思い直し、抜いた草を入れるチリトリを取りに行ったときに、東の庭のアガパンサスの周りにもっと背の高い草が生えているのを見つけて抜き始めた。
範囲が広いので、後で時間を取ろうと思い直し、もう一度中に入ったら出たくなくなるだろうから、バラを切ってしまおうとハサミを取ってきてモッコウバラを剪定した。

ハサミを持ったついでに、デッキの前の小さな花壇に植えてある三種類のバラも剪定した。
後で捨てやすいように枝を小さく切り揃えて、いよいよ中に入った。
客間の時計を見るとすでに8時前になっていた。

テーブルには食べかけのパン、ジャムの瓶に突っ込んだままのスプーン、冷めたコーヒー、ぬるくなったヨーグルトがあった。
食事の続きを始め一口パンを食べて、ヨーグルトを啜った。
洗濯機のブザーが鳴ったのを思い出し、洗濯物を取り出しに洗面所に行く。
ついでにトイレにも行く。
戻ると台所に、キーウィとトマトを切った檜のまな板が放置されているのに気づき、このままではシミになってしまうからと水に浸けた。
水を使ったついでに洗い物を仕掛けて、食事が途中だったのを思い出しテーブルについてまたパンを齧り、今ここ。

これだけ思いつくままにやっていると、ノンストレスだ。

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