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【日記】読んでない本のタイトルだけ見て感想を書く【第2弾】

唯坂 優(たださか ゆう)です。

以前、書店で読んでない本のタイトルだけ見て感想を書く記事を書いたら
思った以上に好評だったので今日はその第2弾をやろうと思います!

↓前回↓


内容は全て個人の感想(しかも読んですらない)ですので、気になった方はゼヒ実際に読んでみてください!


①ヒトコブラクダ層ぜっと


なんだその層。

まず普通のラクダじゃなくてヒトコブラクダ。

の、層。

いや、ラクダ層でいいのよ。

ヒトコブかフタコブかとか気にならんくらい意味わかんないから。

すでに意味わかんないのに、

ダメ押しの『ぜっと』

情報量が多すぎる。

こんなに内容が伝わってこないタイトル珍しいですよ。

Zってことは、まさかこの調子のが26層あるのか…?

…マズい。買いそう。

買って内容を確かめてしまいそう。

スゴいですねこれ、そもそもジャンルからして伝わってこないのに
猛烈に中身が気になる。

一時期流行った変な名前のパン屋さんに通ずるものを感じる。

コレを僕がこうして紹介してしまっていること自体がまんまと感ありますね。

気になる中身はキミの目で確かめろ!!(ダイマ)



②嫌いなら呼ぶなよ


それはそう。

すごい。あんまり情報量ないのに
タイトルから内容が全然想像できない。このパターンもあるのか…

さっきの『ヒトコブラクダ層ぜっと』は情報量多くて内容が想像できないけど、
こっちもこっちでどういう話か分かんないな…

タイトルで完結してもうてるから。

なんか本のタイトルっていうか自由律俳句っぽいですね。

『咳をしても一人』みたいな悲哀を感じる。

なんか、

読了して机に本を置いた瞬間、

ふと表紙のタイトルが目に入って、

「嫌いなら呼ぶなよ」。

…このタイトルしかないわ!!

って膝を打ちそうな納得感のあるシンプルさです。


…読んでないけど。

妄想だけど。



③泣くな研修医・逃げるな新人外科医・走れ外科医・やめるな外科医


このシリーズが棚にずらっと並んでて笑っちゃった。

これはさっきまでの2つと違ってめちゃくちゃわかりやすいタイトルですね。
いかにも「若き医師の奮闘記!」って感じで。

商品リンク貼るためにググったらどうもドラマ化もされている名作なようです。

ドタバタ感とコミカルさの両立したいいタイトルだと思ったんですが、

「泣くな」「逃げるな」という過酷な下積み(と言っていいんだろうか)時代を経て、

慣れてきた頃には我武者羅に「走」って、

最終「やめ」そうになるって流れにものすごく『人生』を感じてしまって、

めちゃくちゃエモいなと。

しかもそれが全部『命令形』なんですよね。

本当は誰かに命じられているわけでもないけれど、

自分自身がその道を行きたいと願う心こそが、

辛くても進み続けろと『命令』し続ける…みたいなね。

いや、うん。

読んでないからほんとに全部妄想なんで、申し訳ないんですが。

妄想でエモくなってしまうのがオタクのサガでして。



④ちか100かいだてのいえ


子どもはバカみたいな数字出したらすぐ笑うからな。

もともとこの本の存在は知ってたので、

あぁこれね…と思って流しかけたんですが。

ふと気になっちゃったんですよ。

タワマンで低層階の人が高層階の奥様にイジメられるみたいな話あるじゃないですか。

それが地下だった場合、

ヒエラルキーは地下1階と地下100階どっちが上なんだ…?って。

高度で言ったら地下1階が一番高いけど、数字は100のがデカいし…

そもそも部屋の値段って深いのと浅いのどっちが高くなるんだ…?

タワマン住民をこの家に流し込んでどういう社会構造を形成するのか実験したいですね。

…それだけです。



⑤シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした


おしまいじゃん。

この手のいわゆる異世界転生モノ読んだことないんですけど、
タイトル見ただけでここまでの絶望感出てるの個人的には初めてですね。

異世界転生界隈、さすがに飽和してきてガラパゴス的進化を始めているな…とは思っていたのですが、これほどとは。


…いや、本当にどうするんだ。


ホームズ読んだことない奴、推理小説齧ったことすらないだろ。(ド偏見)

ミステリー小説史イギリス観光資源大穴を空けることになるぞ。

とはいえ、僕も最後にホームズ読んだの中学生の頃だし。

ストーリーまともに覚えてるの赤毛同盟しかない。

(ベネディクト・カンバーバッチのSHERLOCKは全部見ました。あれは傑作です)



⑥伊藤くんA to E


F to Zどこやった。

…よく考えたら多分他者のA to Zなんか知りようがなくて、
家族でもせいぜいMくらいまでしか知らない気がする。

それでいくと苗字+敬称で呼ぶくらいの距離感の相手でEまで知れてるのは
まあまあ上等に思えてきた。

思わぬ気付きがありましたね…これもセレンディピティですか(覚えた。)

…そういう話なのか??

調べてみたらこの本はドラマ化・映画化までされているようです。

AからEまでだけの5要素で!?


うん、だからまぁ、違う気がする。解釈が。




楽しいですね、書店歩き。

タイトルだけで妄想広げるの予想以上に面白いので、他の人のも見てみたい。

もしやってくれる方いたら、

「読んでない本のタイトルだけ見て感想を書く」略して

#読んタイ想

で共有してくれたら嬉しいです。

タグセンス皆無!!!

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