悪い習慣と甘いお菓子(甘いお菓子をやめてみています)

物心つく前から、私の実家では食後や退屈な時間テレビを見るときなどは必ず甘いお菓子が出されて、家族みんなでそれを食べていた。お腹が空いたから食べるのではなく、「口寂しい」から食べるのだ。塩味のお菓子が出されることはなくて、必ず甘いお菓子だった。私は特に、鈴カステラや芋けんぴみたいな砂糖のついたお菓子が好きだった。そしてずっと、どの家庭でもこんなふうに毎日お菓子を食べていると思っていた。ところが今年の2月くらいに突然、「甘いお菓子を食べる習慣」というのは喫煙や飲酒と同じで「悪い習慣」なのではないかと疑問に思い始めた。どうしてそう思ったかと言うと、甘いお菓子を食べない方がいい時間、食べる必要のないタイミングに食べてしまい、その時に必ず罪悪感を感じたからだ。「疲れているから」とか「明日はもう食べないから」とか言い訳をして食べてしまって罪悪感を感じるあたり、正真正銘の依存症ではないのか。お菓子依存とか砂糖依存とかあるのかどうか知らないけど、習慣化しているのであれば一生食べ続けるのだろう。2、3日食べるのをやめたとしても、それはまた食べ続けられる日を夢見てやめているに過ぎなくて、絶えず食べ続けているのと何ら変わりない!と突然のように思ったのだ。だから甘いお菓子を食べるのをやめるしかないと思い至った。チートデーも作らないと決めた。チートデーは「お菓子を食べるために我慢し続ける」ことだから、「お菓子を食べる習慣をちょっとだけ我慢すること」ではなく「お菓子を食べないことを習慣化」しなければ意味がなかった。チートデーなんて作らなくったって家族の誕生日にはケーキを食べるし、友達と遊びに行けばデザートも食べるだろう。そういう習慣化されてないお菓子は気にしないことにした。
2月20日頃の日記に突然、これからは甘いお菓子は食べないと書いてある。甘くなくてもお煎餅なんかは糖質だから、やはりこれも食べないことにして、お腹が空いたらアーモンドフィッシュを食べろと、これも自分の日記に書いてある。本当に砂糖依存症だったら、離脱症状があってその先に、砂糖が大好きな気持ちは無くなってしまうんじゃないかなって。ここから先の日記は、引きつ戻りつしながら徐々に甘いお菓子をやめていってる。甘いお菓子をやめようと思って1ヶ月くらい経った最近では、自分でお金を出してお菓子は買わなくなった。やはりお菓子や砂糖は習慣だったんだろうか。半年くらい経ったらまたこのことについて書いてみたいと思う。

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