秋山妙子

東京都港区青山一丁目で「スウェディッシュマッサージiki(いき)」というオイルマッサー…

秋山妙子

東京都港区青山一丁目で「スウェディッシュマッサージiki(いき)」というオイルマッサージサロンをしております。 http://www.iki-aoyama.com/

最近の記事

日本人製作家 ヴィオラ展 声のような個性:弦楽器の音

「日本人製作家 ヴィオラ展」に行ってきました。 「私の代わりに、今日行ける?」 ヴァイオリニストの友達からのお誘い。 なんだかよくわからないけど、村上淳一郎さんの演奏だ!大ファンです。行きませう!!と喜びの代打参加です。 早めに会場に着いてみたらば、39台のヴィオラと13台のヴァイオリンがぞろりと並んでいた。 全部同じに見えるけど、一台ずつ楽器の前に、名前を書いたカードが添えてある。この楽器を弾いていた有名演奏者の名前かな。 「あの、ほんとに何も知らない状態で来たの

    • カルテの管理 EvernoteからNotionへ

      リラクゼーションマッサージを始めて10年。 青山一丁目のマンションを借りて、独立してから8年。 雇われていても、自分の担当したお客様の覚書をノートに書くようになった。 独立してから、サロン向けのソフトを導入した。ほぼ満足してるんだけど、スマホからアクセスできないのよ、これが。 サロンは狭くてパソコンを出しておく場所がない。かつWi-Fiが無い。 お客様の情報を調べるのに、毎回ノートパソコンをひっぱり出して、スマホからテザリングして、グーグルクロームを立ち上げ、クラウドソ

      • 痩せたいって、何だろう?

        腸もみ、やってます。 腸を揉みつつ、色々なお客様の 「痩せたい」 を聞いているうち、 「痩せたいって、結局、なに???」 と考えるようになった。 細い人でも、腰や下腹のお肉を掴んで  「痩せたーい」 と言う。 全身がカリッとしてないと、駄目らしい。太ってないのになあ。 そんな時、一条響さんが地下アイドルをアドバイスする動画が回ってきた。 その美貌と努力で「億」稼ぐ響さんは161センチ38キロ。 めちゃめちゃ細いけど、強い。強いわ。 彼女の前では「痩せない体質だか

        • 父の店じまい

          先週、父の田舎の家に梅もぎに行った。 父は相変わらず淡々と面白く、一緒に行ったムラタさんも失笑する場面が何度かあった。 私は父をよく観察した。 (ムラタさんはもっとよく父を観察していた) 父はこの2年くらいで、軽くなってきた。枯れてきたのだ。 砂漠で風に転がる植物のようになっていく。 去年、父が母と二人で日生劇場へ行った後、 父がキッパリと 「もう東京には行けない。いやあ、皆歩くのが早いんだ」 と言った。 父は足の裏の感覚を感じにくくなり、そっそっと動物のように進む

        日本人製作家 ヴィオラ展 声のような個性:弦楽器の音

          異性に触るとは セラピストさんにちょっとした注意喚起

          一人で店舗を運営している友達の男性セラピストから連絡があって、某予約サイトから予約してきた女性の施術をしたらば、後から性的なことをされたとごねられ、警察もやってきて、必死で対処しているとのこと。その「性的」な行為がもう、ほんとにAVみたいで、いやいや、施術中にそれは無いがな、という内容でした。 私も以前勤めていたサロンでお客様から、 「前におじさんに施術受けたら、腰が痛いっていうのに、なんか何度もお尻やるんですよ。腰って言ってるのに、おかしくないですか?だから絶対女性を選

          異性に触るとは セラピストさんにちょっとした注意喚起

          エセ菩薩

          最近色々思うことあって、コーチングを受けてます。 コーチと一緒に自分の観察を続けているんだけど、40歳前後で他のコーチを付けていた時と、現在の自分のアンテナが全然違う。 身体のサイズの変化を服の大きさで知るようにリアルに面白い。変化し続けていることを感じます。 40歳あたりはまだ組織に勤めていて、結婚を前提に10年以上同棲していた彼と生活していた。息子の学費もあったし、経済的にも精神的にも1人で生きていくなんて絶対無理だと思っていた。 混乱するほど苦手なことも多かった

          エセ菩薩

          サロンに永山裕子さんの絵を買いました。

          サロンに新しい絵が入りました。 永山 裕子さんの作品です。 ひと目見て「いいなあ!」と思いました。 後でタイトルを知った。Hallelujah(ハレルヤ)。 タイトルもいいなと思いました。 ハレルヤの意味って、昔映画で見たシーンで覚えてたんですけど、 寒い地方のとぼけた映画で、酔っ払ったおじいさんが一人で「ハレルヤ」と言ったときの字幕が 「幸あれ」 だったんです。 改めて調べてみたら、「神を称えよ」的にもう少し重かった。 実際はどんなニュアンスで使うのでしょう。 画

          サロンに永山裕子さんの絵を買いました。

          生きる:ミュージカル

          私の父の良いところの一つに、 「子供に良いものを与えたい」 というのがあるのですが、今回父が新聞の広告を見たときにそれが発動し、私に連絡が来ました。 「黒澤明の「生きる」がミュージカルになっているんだけど、子供たちは観たら良いんじゃないかね」 (父言語訳・全員観るように) 「わかった」 「孫も全然観ると良いね、とくに大学生の二人は、観ておかないと」 「全員に伝えときます」 とりあえず、LINEの秋山4姉弟グループに送信しとこうかな、と思った時、父が言った。 「チケッ

          生きる:ミュージカル

          ワダ目ワダ科の文緒さん:アロマの明るい沼

          今日は夕方から、アロマセラピストの重鎮:和田文緒さんに、サロンで使う精油のアドバイスを受けに行きました。文緒さんは日本で一番売れている精油の本を上梓した学者肌の女性です。その実績、なんと20万部。 で。 ムーミン谷にムーミントロールというある種族が住むように、 我孫子駅南口近くの鰻屋のビル、5階の一室「Seeds」にはワダ目ワダ科の文緒さんという生き物が生息しておりまして、 珍獣好きの妙子さんとしては観察アンテナがバリ4本立ちました。 文緒さんはかなり独特な時間軸、思

          ワダ目ワダ科の文緒さん:アロマの明るい沼

          楽しいこと好き、刺激好き

          分子栄養学の池上彰、まごめ じゅんさんが「絶対おすすめ!」とおすすめしてくれて、「申し込みました!」と、コーチングの鈴木 敦子さんが言ったもんだから、「そんじゃ・・・」と申し込み、一緒に行ってきました、PCM。プロセスコミュニケーションモデル講座。(割と巻き込まれるタイプ) そこで出てきたわたしの基本特性は 「楽しいこと好き、刺激好き」 「好き嫌いで反応、行動第一」 「典型的なラテン人」 は。。。。?そうなの。。。? (内省タイプの調和型だと思ってた) 掘り下げるうち

          楽しいこと好き、刺激好き

          柿事変(内輪話の上、長文)

          柿の季節になってくると、秋山家ではひと騒動起こる。 それは父が、敷地内の木にたわわに実る柿を見て、いてもたってもいられなくなり、苦労しいしい各地に送りつけてしまうことから始まる。 えっと、この投稿は実家の近所の方とか親戚も読んでいるのですが、くれぐれも「柿のこと、妙子さんが面白く書いてたわよ。クスクス」などと話題にしたりせず、温かく無言で見守ってください。(怒られちゃうから 笑) 木になっている実が熟れてくると、父は焦り出してくる。 ひとりではどうにもしようがない量が、父

          柿事変(内輪話の上、長文)

          不安定なものを使いこなして音を出す

          2020年9月27日にヴァイオリニスト・本郷幸子さんの主催する「ZOOM音語り」に参加しました。ドイツのオケでヴィオラを演奏している村上淳一郎さんがゲストです。 毎夏、村上さんが帰国しての公開レッスンは毎回胸をえぐられ涙が出るような内容なので、誰かを引っ張って必ず行くようにしています。村上さんの大ファンなのです。 で、27日前に、幸子さんからメッセージが来た。 「質問募集なんだけど、質問ない?」 「ド素人からの質問でもいいのかな」 「いいよ、もちろん」 てなことで私が

          不安定なものを使いこなして音を出す

          リスニング進化

          毎月、大阪の美容室jiro work shop(ジローワークショップ)でヘッドスパの施術をしているのですが、 このご時勢、例によってスタッフさんは全員、完璧にマスクをしています。 すんごく良いスピーカーで大空間に広がるBGMに加え、滝の水音、シャワーヘッド、これにドライヤー、お客様のおしゃべり。 加齢のせいなのかなんなのか、音が大量の水のように行きかう天井高いサロンで、マスクをして話しかけてくる皆さんが何を言っているのか、ぜんぜん聞き取れません。 さらに口全体、つまり口

          リスニング進化

          音楽はどこで聴くのか

          以前上野文化会館の小ホールにバイオリンを聴きにいったとき、自由席だったけど、めずらしく後ろの席に座りたくなって一番後ろに座った。 (普段はどんなイベントでも、なるべく前に座るタイプです) 誰の演奏だったのだろう、客席も後ろはガラガラだったし、どういうわけか気分的に「聴く意気込み」みたいなものが無くて、人がいないのをいいことに、ゆうゆうと浅く座って、頭の後ろで腕を組んで眼を瞑って聴いたのです。 曲さえも記憶に無いけど、私は薄い絹のゆったりした黒い服を着ていて、凄く気分が良か

          音楽はどこで聴くのか

          加齢くるくる

          最近、絶賛加齢中です。 女は7の倍数で体の変化が来るというけど、49あたりから近くの細かい文字が見えなくなってきました。 私の視力は10歳の時に0.2、現在は10センチ以上はぼやけるため、裸眼では階段のエッジも地下鉄の文字も一切見えません。 近視は老眼になりにくいから大丈夫、とのんきに考えていたら、ほんとにいきなり見えなくなってくるのね、細かい文字が。 「これどんな成分が入ってるのかしら? くるっ(見えない)」 「砂糖の変わりに何をつかってるのかな? くるっ(見えな

          加齢くるくる

          広がる光

          (2016年の記事です) ギネス認定の世界最大花火の打ち上げがあるという、鴻巣花火大会を見に行きました。 寒いし、雨上がりだから、敷物と毛布を持参。軽いバックに毛布を詰めて、出かけました。 会場は広い広い河川敷。屋台が並んでいます。 中国の女性が細々とやってる屋台での水餃子食べた。スープの中で手作りの水餃子が上がってくるまで3分待って三百円。 日本の元気なお母さんが三人で、大きな鍋で揚げてたコロッケ百円。 外で食べると美味しい。食べ物から昇る湯気も良い。 夜空の視界が