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思い込みにとらわれたくなかった

はじめに

Netflixにちょっと前に追加された「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」をみた。今回の感想は「自分の殻を破くには、自分だけでなく人の協力が必要」ということ。小学生か中学生のときにみたときは「天才が自由になって羽ばたいていく映画」という感想だったのだが、もう一度みて本当によかった。

思い込みにとらわれたくなかった

ここ最近は自分の感情が溢れ出てしまう機会が多く、思いがけない自分に気が付くことが多い。例えば友達に自分の過去の話をしていて、話のなかで思い出が補修され解釈が変わることがある。そして、その解釈がきっかけでAだと思っていた性格がB、もしくはもっと離れたZかもしれないと思うことがあった。

他にも知識で知っているだけのことを経験したときに、思い込みで作られたんだと思うこともある。においとか、さわりごこちとか五感で感じたものによって、いままでのアンテナが作り変えられるのだ。

そういう経験を振り返ると、自分の見えている世界(生きている世界)は主観で生きているなと思う。戦国時代とか生存をすることだけに特化していない時代に生きているからこそ、客観的な世界に触れて「自我」と「他我」などの問題に苦しんでいるし、考える余裕もあるのだろう。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」の映画を観たときと重なった。

主人公はマサチューセッツ工科大学でアルバイト清掃員として働く孤児なのだが、数学科の教授が出した難問を解いてしまうことから物語が始まる。
彼は喧嘩を繰り返して犯罪まがいなことをしてしまうような青年だったが、彼の才能に目をつけた数学科の教授が紹介した心理学の教授とのカウンセリングを通じて自分自身や他者との向き合いかたを再定義するというもの。

この自分自身や他者との向き合いかたの再定義について考えるところが、私のここ最近のテーマでそれを続けることがもっと私が私らしくあり続けるために必要なことなのだろう。


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